第二章:戦闘校舎のフェニックス/主武装のウルトガ・メイス
Change9:不死鳥狩り:前夜〜One piece of instinct〜
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ラスをかけながら地下室を後にする。
シン視点終了
―○●●●●○―
イッセー視点
赤い―――赤く燃える夢を見ている。俺の中に何かが俺に訴えかけている……。
―――お前が揮っている力は本来の力ではない―――
誰が…俺の神 器か?俺に渦巻いている本能なのか?
灼熱に燃える炎の渦の中語りかけてきた声の主が口の端を吊り上げる。
『今のお前のままだと、どんなに努力しようと鍛錬を積もうと強く離れない』
俺の頭の中にそんな感じの声が流れてくる…。俺の思っていることでも、本能でもない……心の奥底から……いや俺の左腕から流れてくる。
『お前はドラゴンを宿した異常な存在。無様な戦いを見せるなよ?そんなことじゃ『白いの』や『歌姫』に笑われるぞ』
お前は何者だ………。もしかしてあのときの新しい力もお前が俺に与えたのか………。
『ああ、その通りだ。お前が望み、俺も望み『白いの』『歌姫』も望んだ。だからお前の力は新たな段階へと進化した』
俺が…望んだ?言ったにないを言っているんだ。つーかさっきから『白いの』『歌姫』とかいったい誰なんだよ!!!
『いずれ奴等は、お前の前に現れる。そうさ、俺とお前は奴等と戦う運命にあるからな。そうだなこうして話せるようになったんだ。俺の力、お前が宿している力の使い方を教えてやろう』
いったいお前は何が言いたいんだ……。つーかお前はいったい誰なんだ?
『赤い龍の帝王、ドライグ。かつて三天龍と呼ばれたドラゴンの一角だ』
三天龍と呼ばれたドラゴン…ドライグ。それがお前の正体なのか……。
『負けるのも良い。戦い死なずして敗北すればそれらは新しい力の糧となる。敗北しそして勝利し、勝ち続けろ。その先にはきっと奴等が自ずと現れる』
俺がどうなるって言いたいんだ?
『なあに。お前が強くなれば自然にわかってくる。そのためなら俺はお前に惜しみなく力を与えよう。だがこれだけは覚えておけ。力には必ず大きな犠牲が伴うことを。お前が犠牲を払う価値尾だけの力を俺はいつだって与えてやるさ。お前は嘲笑い、さげすんだ連中に思い知らせばいい。力の塊である『ドラゴン』とゆう存在。そしてどこかで見ている『緋き結晶の英雄』にな』
イッセー視点終了
―○●●●●○―
シン視点
俺は今テュールと一緒にイッセーの家にいる。今回の計画の主役はイッセーだからな。ちなみに俺の計画を事前に知っているのはテュールだ。
「マスター。強化が決行日だね。でも肝心のイッセーはどうなっているのんだろう?」
テュールが若干不安そうになっている。
「それに関しては大丈夫なよう
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