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ヤマブキシティにて
育成施設を出たサトシとヒロシは、
ヤマブキシティを歩いていた。
サトシ:「、、、」
ヒロシ:「、、、」
2人はミドリ主任と育成施設の事が
心配でありだった。
サトシ:「、、ヒロシっ」
ヒロシ:「ん?」
サトシ:「、、俺たちがこうして
歩いてる間にも、育成施設では育成施設の
”時間”が流れてるんだよよな?」
ヒロシ:「、、うん。
俺たちが研究所に居る時もねっ。
時間はみんな平等だから」
サトシ:「、、、ミドリ主任達、大丈夫かな?」
スッ(シェルダーのモンスターボール)
サトシは受け取ったモンスターボールを
取り出し、見つめた。
ヒロシ:「、、、どうだろうねっ。
あの様子じゃ、大丈夫とは
言い切れない気もするけど、、、」
サトシ:「、、、」
ピタッ(立ち止まるサトシ)
サトシは立ち止まり、下を向いていた。
先ほどのミドリ主任の熱意や、
暴力を受けていた元孵化施設の職員達、
そして、実験台にされているポケモン達の姿が
頭から離れずにいたのだ。
ヒロシ:「、、サトシ?」
サトシ:「、、、ヒロシっ、、俺っ!、、」
ヒロシ:「わかってるよ」
サトシがヒロシに言いかけると、
ヒロシは全て悟っていたかのような表情で
言葉を返した。
サトシ:「!」
ヒロシ:「俺もサトシと一緒に行くよっ。
みんなに報告無しで動くのはダメだけど、、。
ただ、このままポケモン解放作戦
実行日までは待ってられない!」
サトシとヒロシは互いに
同じ事を考えていた。
サトシ:「ヒロシ、、、そうだよな!
俺、やっぱり放って置けない!
俺達がこうしてる間に
人やポケモンが傷ついているのを知って
黙っているなんで、俺には出来ない!」
ヒロシ:「そうだと思ったよ、、、」
サトシ:「ヒロシ、、」
ヒロシ:「、、ただ、今の俺達に出来る事は
ポケモンの解放じゃなくて、施設内の
電子機器を破壊して実験の妨害をする事!
下手に社員と接触したら捕まるリスクも
高くなる、、」
ヒロシは既に作戦を練っていた。
サトシ:「あぁ!解放作戦当日まで
シルフが実験出来ないようにするんだな!」
ヒロシ:「エレクの”ひかりのかべ”で
俺達の正体を隠した後、アークの”ねんりき”で
”ひかりのかべ”
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