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Fate プリズマクロエ お兄ちゃん強奪計画
桜の人形、復讐を果たす
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 凜とルヴィアの部屋
 凜の呼びかけで黒い表情をした女たちが呼び集められていた。
 士郎がやる気マンマン、まだ目の幅で泣いているので怖く、健康にも悪そうなので先に桜を救出するために集まっている女達。
 料理中にまで泣かれると、カッパ寿司の地下で監禁されていると言われる、寿司を握らされ続けているカッパの子供の寿司みたいに、涙の味がしてショッパイと怖い。
 置換魔法使いで移動用のアンジェリカは別として、何故かバゼットまで参加して参戦してくれる予定になっていた。
 既にバゼットも「士郎が作るご飯は美味しいです」になって、風呂場では「キャッ(///)」で、麻薬カレーではなく、市販のルーのカレーで堕ちていた。
 以前は綺麗な心?のクリスチャンだったのが、もう眼鏡で不死身でシスターの先輩とか、タイガーとか、ひぐらしが鳴く頃の女先生ぐらいの敬虔なカレー教徒に宗旨替えしていた。
「良い? 標的は三人、間桐臓硯、間桐雁夜、間桐桜よ。慎二と親父は生きてても死んでもどっちでも良いわ。まずイリヤか美遊がセイバーのカードでエクスカリバー使って間桐の家ごと粉砕でどう?」
 凜の指示の元、当初の予定を変更、何故か標的に桜が含まれてしまい、士郎がマジ泣きして恋い焦がれている妹まで抹殺しようと企んでいた。
「貴方、自分の妹まで亡き者にするつもり?」
 シェロのためなので、何とルヴィアも参戦、凜に恩を売って下僕のまま使いたいらしい。
「あいつはこの程度では死なないわ、でも士郎に近付くのがどれだけ危険な事なのか、警告してやる必要があるのよ」
 虫まみれの妹なので、臓硯みたいに完全焼却しないと死なないが、この世界の桜は死ねたようなので、虫に心まで汚染されていなかったか、処置がまだだったらしい。
「いや、この手の不死者は、どこかに予備を隠しているだろう。家にいるのはフェイク、誰も寄り付かない場所に本体を隠しているものだ」
 フェイク関連には造詣が深いアンジェリカは、まだ見ぬ臓硯は偽物、虫が作り上げた虚像で、本体はどこかに隠してあると言った。
「イリヤやリン、ルヴィアは元の世界に帰ることもあるだろう、顔を見られてその時狙われても、親戚が狙われてもマズい。まずはシローにサクラだけ確保してもらい、私だけでマトーと対戦し、何ならエアを抜いて家屋ごと消滅させて、地下道でも探って本体がいないか探すほうが良い」
 いきなりエヌマエリシュして間桐全部消滅させて、雁夜おじさん、慎二も消滅させて、逃げ道や操作している本体への道を探るよう言った怖い子。周囲への被害とかは気にしないらしい。
 当然その後は「シロー、力を使い過ぎてしまった。どこかで休憩、いや宿泊しないと回復しそうにない、少し休ませてくれ」と抜かして、ご休憩3時間3500円、宿泊6000円、カラオケ温泉完備の場所に逗留し、
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