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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic25-A航空空母アンドレアルフス攻略戦〜Sycorax 2〜
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全力で放り投げさせる。
「くぅぅ・・・・!」
時速何百kmで空を吹っ飛ぶ中、フォルセティが苦しそうに呻いた。これほどの速度で空を飛ぶ(正確には飛ばされている)経験が無いんだろう。そしてゆりかごから5kmほど離れたところで速度が落ち始めた。俺のロキもフォルセティのべルヴェルグも解除されて、共に空戦形態に戻る。
「早く戻らないと・・・!」
俺を無視してゆりかごの防衛に戻ろうとするフォルセティ。俺はその行く手を遮るように立ちはだかる。
「すまないな、フォルセティ。少し痛い目に遭ってもらうぞ」
「邪魔をしないで!」
――
呑み食せ
(
コード
)
、
汝の夜影
(
ライラエル
)
F――
――
煌き示せ
(
コード
)
、
汝の閃輝
(
アダメル
)
――
†††Sideルシリオン⇒イリス†††
マンタ型の護衛艦“アンドレアルフス”の攻略のため、その付近でガジェットや戦闘機隊と交戦してたわたしとトーレ、六課のシグナムとエリオとキャロとすずか。みんなの協力で次々と戦闘機とガジェットを撃墜できていってるけど、“アンドレアルフス”の艦体上部に所狭しとエネルギー砲台が備え付けられていて、そこから発射される砲撃がわたし達の接近を拒んでくる。
「ま、ただの兵器に墜とされるほど、わたし達は空戦が下手じゃないってね! 1基たりとも逃すな! 確実に砲台を無力化して! 教会騎士団の底力を見せる時よ!」
左翼端に着艦したわたしは、同じく着艦した氷結魔法が扱えて、しかもAA+以上の騎士8人に指示を出す。全長2km、全幅4kmっていう巨大さを誇る“アンドレアルフス”の上部には約200基の砲台がある。それをわたしだけで無力化できるなんて思ってない。だからガジェットや戦闘機隊の殲滅に従事してた騎士から候補を選んで借り受け、こうして着艦したわけだ。
「隊長! ガジェットT型とV型です!」
「いきなり出て来たね・・・!」
艦上には砲台だけしか無かったのに、突然ガジェットが何十機と出現。しょうがないと覚悟して「全騎はガジェットの撃破を最優先!」改めて指示を出す。ガジェットと交戦に入った彼らを見届けて、わたしはわたしの仕事を全うする。わたしの周囲に氷結系魔力で作ったベルカ魔法陣を6枚と展開。発生するのは氷のオベリスク、そして周囲に溢れ出す冷気。
「氷牙棘華刃!」
その場で旋回して“キルシュブリューテ”で6本のオベリスクを打ち砕き、破片全てを無数の氷の刃や礫として上方180度に一斉放射。さらに冷気を周囲に拡散させる。私の周囲に並んでた4基の砲台が刃や礫で潰されて、冷気で凍結されて機能停止した。
『トリシュタンです。氷結狙撃、行きます!』
――凍て付かせし青銀の雪草――
さらに上空から冷気の矢が何十本と降り注いで来て、「
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