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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic25-A航空空母アンドレアルフス攻略戦〜Sycorax 2〜
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周囲に魔力槍30本と展開しつつ、“エヴェストルム”に閃光系魔力を付加。そして「ジャッジメント!」射出口へと向けて斉射。フォルセティはすぐに反応して、「させない!」と叫んで、前方に魔力スフィアを展開。

――氷神の波涛(コード・ウズ)F――

フォルセティはスフィアを殴り、氷雪砲撃を放射状に12発と発射。砲線は途切れることなく持続放射され、砲撃の合間を通り抜けようとした魔力槍を凍結して粉砕した。全ての魔力槍を防いだ後で砲撃は解除され、「ヴィヴィオ陛下のところには行かせない!」フォルセティが俺を睨んだ。

「(よし。乗ってくれたな)護って見せろよ、フォルセティ。王女様を護る騎士なんだろ? さぁ、掛かって来い!」

――邪神の狂炎(コード・ロキ)――

“エヴェストルム”を待機形態に戻したうえで、紅蓮の劫火で構成された腕と脚を武装する。空戦形態を解除せずに発動できるように改良したことで、蒼翼22枚それぞれの形状を保ったまま炎翼へと変化させることが可能となった。その炎翼の炎を噴出させて、フォルセティへと突撃する。

「敵は排除する!」

――禍神の隷氷(コード・ベルヴェルク)F――

対するフォルセティは、蒼銀の氷雪で構成された腕と脚を武装するベルヴェルクを発動した。背より展開されるのは、光背(仏像などの背後に描かれる後光のことだ)で言えば、光線が放射状に加わっている放射光と呼ばれる形状の光翼。

(俺の炎熱に対し氷結で来たか・・・)

あえて弱点で対抗するとなると、さて、どんなことをやってくるか。とにかく俺は左腕を振り被り、フォルセティは右腕を振り被った。そして「おおおおおおおッ!」同時に拳を繰り出した。俺の炎拳とフォルセティの氷拳が激突して、ジューッと蒸気が噴き上がる。

「今だ!」

振り被った右拳も繰り出すと、フォルセティは左手でガシッと鷲掴んで止めた。さらに俺たちの周囲を蒸気が覆っていく。その中でなのはとフェイトがゆりかごへ向かって行こうとする。

「待て!」

――舞い振るは(コード)汝の麗雪(シャルギエル)F――

フォルセティが2人に向かって氷槍を30本と一斉射出したことで、俺は2人に「止まるな!」と伝えつつ・・・

――舞い振るは(コード)汝の獄火(サラヒエル)――

迎撃用の炎槍を同数展開。ロキやベルヴェルクなどの装備術式を発動中、その属性の中級・下級の術式を魔力消費無しで発動できる。その分、装備術式の展開時間が削られていくデメリットもあるが。

「ヴィヴィオとゆりかごを頼む!」

なのはとフェイトの背後に迫っていた氷槍を炎槍で撃墜させ、「イロウエル!」の右腕だけを発動する。そして俺とフォルセティを掴ませて、「少し付き合ってもらうぞ」南部へと向かって
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