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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic25-A航空空母アンドレアルフス攻略戦〜Sycorax 2〜
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――天壌よ哭け(コード)汝の剛雷(エネディエル)――

雷撃の塊であるスフィア7基を放つ。それぞれ回避行動に入るが「ジャッジメント!」号令を下して雷球を爆ぜさせる。30cmほどから一気に10mほどまで爆ぜたことで、U型は躱しきれずに巻き込まれて融解した。

「ルシル君!」「ルシル!」

「なのは、フェイト!」

俺と同じようにガジェットを破壊し回っていたなのはとフェイトの2人と合流を果たし、右手に見える超巨大なゆりかごへと目を向ける。開戦当初よりはガジェットの数が目に見えて減っているが、それでも3ケタ半ば程が残っていて、隊員たちと交戦中だ。

「未だに入り口を発見できてないみたい」

「だからガジェットの射出口を破壊して、強行突入をしようかって話も上がって来てるんだ」

「なるほど・・・」

先の次元世界と同じだな。武装隊がゆりかごやガジェットの猛攻を掻い潜って着艦し、射出口をぶち抜いて突入していたっけ。俺はなのはとフェイトに「なら俺が撃とう」申し出た。巡航ミサイルや戦闘機隊に手間を取られていたから、ここまで後回しになってしまったが・・・。

「大丈夫? ルシル君、フォルセティや最悪レーゼフェアさんとの連戦になるかもしれないのに・・・」

「なんなら私たちが・・・」

「問題ないよ。アイリ、魔力炉(リンカーコア)のセーフティ任せた」

『ヤー! ウルの再発動をスタンバイ!』

魔力弓と魔力矢ウルを作り出し、ガジェットの射出口を『ロックオン!』する。なのはが「機動六課です! これより射出口に狙撃を行います。注意を!」付近の武装隊に全体通信を入れた。数十人という隊員たちが一斉に射出光付近から離脱していくのを確認し、「往け!」矢羽根から手を離してウルを射った。

――撃神の殲弾(コード・ヘーニル)F――

高速で射出口に向かってたウルに、俺の魔力光と同じサファイアブルーに光り輝く魔力弾がピンポイントで激突、全弾が迎撃された。今の攻撃はまさか・・・俺の対多弾攻撃迎撃用術式ヘーニルか。

――女神の宝閃(コード・ゲルセミ)F――

「「「っ!」」」

ウルとヘーニルが激突した際に発生した煙幕を突き破って飛来するのは砲撃3発。俺たちは散開して回避し、「フォルセティ・・・!」の姿を視認した。今の俺と同じようにヘルモーズを発動した空戦形態。さらには・・・

女神の金衣(コード・シヴ)も使うのか・・・」

黄金色に光り輝く半透明のロングコートと幾何学模様の描かれた羽衣を装備するシヴを、その小さな体のままであるフォルセティは身に纏っていた。シヴは多層甲冑ゴスペルを創り出す一段階前の多層防御膜だ。

「すまない、なのは、フェイト。俺はここに留まらないといけなくなった」

『こ
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