序章 二人の出会い - 森の町チェスター -
第1話 海溝
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海の底ってだいたい平らなのかと思ってた」
「そう勘違いしている人がほとんどだろうけど、あまり平らじゃないんだ」
「その海溝ってやつの他にも、海の中には色々あるの?」
「あるよ」
「教えて!」
「説明したいところだけど、今この場では長くなるから無理」
「じゃあ道中でゆっくり聞く」
「ああ、それなら」
――あ、しまった。
そう思ったが、時すでに遅し。ティアと受付の女性は、
「やったあ上級と組める!」
「良かったわねティアちゃん」
とハイタッチしている。
待合室にいた他の冒険者たちからの目もあり、今さらダメだとは言いづらくなったので、シドウは仕方なく「今回限り」と言って了承した。
出発は明日だ。
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