防衛大会 後編
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驚かれても仕方ありませんわ。しかし、本当なんですよ?プラフスキー粒子の流れや濃度、他にも、プラフスキー粒子で動いている時のみにガンプラも見えます」
「そーだったのか!?スゲーなおい! 」
「ありがとうございますわ。なので、実は先程の攻撃も、気づいていたのです。
ですが、避けると防衛目標が破壊されるというのもあり、どうしようかと考えていたんです。ですので、大変助かりました」
「なんか…………シイナは本当にスゲーな。目がほとんど見えねーのにここまで来れてるし、バトルもスゲーし、尊敬するわ」
「あらあら?ありがとうございますわ」
「あー、ごほん。そろそろいいかな? 」
キハラさんが咳払いすると、俺達は会話を止めてそちらへと顔を向ける。
「皆。ひとまずお疲れ様。惜しくも敗れたけど、普段は組まない人とバトルするこで、何か得れたものがあったはず。それを忘れないように、精進していって欲しいかな」
「うす! 」
「無論だ! 」
「はい! 」
「分かりましたわ」
「じゃあ解散。最後に何かある人は言ってね。それとシイナさん。ミサカが駅まで送るから、準備出来たら言って。あとヒメラギも残って」
キハラさんの指示を受け、俺達は少し話をしたあとカザマとサイオンジと別れた。
「ではヒメラギさん。今日はありがとうございましたわ。またいつか、お会いしましょう」
「おう!またなシイナ! 」
「ああそれと、とてもかっこよかったですわよ。ヒメラギ トウヤさん」
別れ際に、シイナは笑顔で言ってきた。思わずときめきそうになったが、なんとか耐えれた。
「さて……お疲れヒメラギ。どうだった? 」
「そッスね…………可愛いかったッスね」
「そういう事を聞いているんじゃないけど…………」
「分かってるッスよ。なんか、バトルの最中に限界を超えたというか、普段よりも違う感覚がありましたね。なんと言うか、ヴァサルティスが想いに応えてくれたかのような……」
「なら、収穫ありだね。それは、ヒメラギとガンプラが一つになり、プラフスキー粒子が反応したんだ。護りたいという気持ちにね。
けど、それは並大抵の事じゃ無理だ。だから、何事にも耐えうる忍耐力と精神力が必要なんだ。今回は、そのためにハードな訓練を先にやったからね」
「あれって意味あったんスね……」
「全ては君のためだよ。まあ、そのせいで僕も少し筋肉痛になったけど」
「俺はもう動かねーッス」
「ははっ。じゃあ今日はここまでだ。二日後にまた、いつもの場所に。それまではゆっくり休んでね」
「りょーかいッス! 」
力強く返事をし、帰路につく。そしてその最中、ヴァサルティスガンダムを取り出し見る。
「ヴァ
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