防衛大会 前衛
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はハンマーを構え、 デストロイガンダム一機を引き付ける。残りは一機はいぜんとしてこちらに接近する。
「どうします!? 」
「サイオンジさんはカザマさんをお願いしますわ。ヒメラギさん。周囲の敵は任せてもよろしいですか? 」
「一人でやるつもりか!? 」
「はい。三分くださいませんか? 」
「…………大丈夫なのか? 」
「はい。では、やりましょう」
そう言うと、ファンネルを全基射出し、デストロイガンダムの方へと飛んでいった。
「てかアイツ…………目が見えねーんじゃなかったのかよ? 」
目がほとんど見えないと言っていたはずだが、それでもバトルは出来ていた。しかも、周囲の状況を完全に把握している。
「どーなってんだよ………? 」
二機がいなくなった事で攻撃は更に激しくなり、その事を考えている暇は無かった。
ーーー−−
「行きますわ」
デストロイガンダムの迎撃を回避し、最短ルートで接近する。その途中、後ろからシュトゥルムファウストが迫っているのに気付く。攻撃を旋回して回避し、両手のビームガンとファンネルで集中砲火して破壊する。
距離が縮まれば縮まるほど攻撃は厳しくなるが、それでも傷一つ付かずにデストロイガンダムの目の前まで接近する事に成功する。
「終わりですわ」
ファンネルで胴体中央に集中砲火し、その直後に肩部バインダー内に格納された二刀の大型サーベルを突き刺す。
そのまま腕を広げるように斬り開き、蹴りを入れてデストロイガンダムと距離を取る。
すると、さっきまでキュベレイがいた位置にビームが突き抜ける。残り一基のシュトゥルムファウストが攻撃してきたようだが、本体ごとファンネルで集中砲火し、デストロイガンダムを撃破する。
「さて………では戻りましょう」
ヒメラギさんとサイオンジさんが守っている防衛目標を見つめ、次にカザマさんを見る。
あちらはまだ撃破していないが、デストロイガンダムを肉薄し、既に止めを刺せる状況だった。
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