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ガンダムビルドファイターズ 〜orbit〜
防衛大会 前衛
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……わかんねーよ!?元々馬鹿だって自覚は多少あっけどよ、さすがに他の奴にもわかんねーよ!

「ヒメラギ!もう一発来るよ! 」

「だっー!くそっ!考えても仕方ねー!ひとまず、ガムシャラにやってみるしかねー! 」

半ばヤケクソ気味になり、キーパーとして試合に貢献していった。




ーーー−−





「おーっす!お疲れさん! 」

「今日も一日お疲れだ、ヒメラギ。よくやった」

「どーもッス……」

今日のスケジュールを終え、クタクタな状態で椅子に座る。その時、キハラさんが一枚の紙を持って近寄ってきた。

「ヒメラギ。そろそろガンプラバトルをするかい? 」

その言葉に、迷わず首を縦に振る。

「なら、早速大会に出ようか。内容は簡単なタワーディフェンス系。防衛目標をどれだけ長く守れるか競う大会だ。ヒメラギも、こういうのは得意だろ? 」

確かに、俺はゲームでもそーいうのは得意としている。てか、どこ情報なんだそれ?

「日程は明日。登録は既にしているから、今日はゆっくり休んで」

「りょーかいッス! 」

とにかく、この無意味だと思っているものから解放されるというのもあり、気合いがこもった返事をする。





ーーー−−





「ここか…………」

翌日、俺は大会が開催されるという店の中にいる。

「つーか、筋肉痛がヤベーな」

肩を軽く回すだけで、身体全体が悲鳴をあげる。コンディションとしては最悪にも近いものだ。

「ヒメラギ。大丈夫? 」

「これぐれーよゆーッスよ」

が、弱気を吐くわけにもいかないので、強がってそう答える。

「オーケー。じゃあ軽くルールのおさらいをしよう。昨日も言ったけど、この大会はタワーディフェンス系。防衛目標をどれだけ守れるか競う大会だ」

昨日言われた事を再び説明され、頷いて話を聞く。

「そして、これは四人一組のチーム戦でもある。分かってるね? 」

「はい。けど、そうなるとキハラさん達も参加するんすね」

「いや、俺達は参加しねーぜ?別のメンツを呼んであったから、お前はソイツらと組め! 」

「へっ? 」

いきなりの事で、すっとんきょうな声をあげてしまう。はっ!?知らない奴と組むのか!?聞いてねーよそれ!

「すまない。私達が参加したら、お前の為にもならない。そこは分かってくれないか? 」

「…………分かったッス。それで、メンバーは誰なんすか? 」

「それはね…………」

キハラさんはそう言って後ろを振り返ると、どこかで見たことのある人物が立っていた。一人はラグビー部かってぐらい体格のいい男と、一人は金髪のショートカットの女だ。

「ガッハッ
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