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暴れん坊な姫様と傭兵(肉盾)
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ぁ……僕、やっていけるかなぁ…」
「――、―――」

 僕のすぐ傍でサンタが寄り()っていた。
 もう自分の引き()める手は放しており、ただ何事もなく(たたず)んでいる。
 さっきみたいに何かを自己主張するような素振りはなく、ただ無機質に無言を(つらぬ)いていた。

 当然、僕の悩みを聞いてくれる人はいない。



 はぁ〜………。

 溜め息が出る。

 まだ仕事も何もしてないのに、僕は早くも不安を(つの)らせていた―――。



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