165部分:聖斧その三
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
ドズルの因果をここで変えたいのだ」
「しかし・・・・・・」
二人の眼を見た。それを見て決めた。
「よし、任せよう。頼むよ」
「そう来なくっちゃな」
「感謝する」
二人はブリアンの方へ駆けて行った。いちどうはそれに対し敬礼で見送った。
ブリアンはこちらに来る二人の姿を認めて彼等を心の中で嘲笑した。二人はそれを知っていたようだがそれに構わず兄の下へ来た。
「よく連れ立って私の前に現われたな」
ブリアンは二人に対し侮蔑の言葉をかけた。
「誇り高きドズルの名を汚した愚か者共よ。今このスワンチカで成敗してくれるわ」
「・・・・・・兄上、もうわかっておられる筈です」
ヨハルヴァが言った。ブリアンはその言葉を聞いて蔵からスワンチカを取り出そうとしていた手を止めた。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ