許せないこと
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無く、生徒会の会議や委員会などの出席などで……まあ学級委員と考えて貰っても良い。自薦他薦は問わない、誰か居ないか」
教科書などが広げられて授業に備えている中、千冬がそう声を上げた。所謂学級委員を決めるという事でやりたい奴かやらせたい奴がいたら手を上げろといっている。が男性操縦者という希有な存在いるこの状況では起こる事は
「織斑君を推薦します!!」
「未来君たちを推薦します!」
「私も〜!」
「お、俺ェ!?」
まあこうなるだろう。当然と言わんばかりに百春、一夏、ミカを押す声が多数続出した。彼が一体どれぐらい強いのか、世界で唯一ISを動かせる男というのが非常に興味をそそる所なのだろうが本人達からしたら迷惑に尽きる。
「推薦枠は織斑 百春、未来 一夏と未来 三日月か。他には?」
「ちょ、ちょっと千冬姉俺代表なんてやりt「納得いきませんわ!!」
机を強く叩き付ける音を立てながら声を張り上げたのは先ほど絡んできたセシリア・オルコットだった。不愉快そうに顔を歪ませ怒っているように見える。
「この代表候補生であるこのわたくしが、セシリア・オルコットが選出されないのですか!?そもそもこのような選出、認められません!大体男がクラス代表だなんていい恥晒しですわ!!!この貴族であるわたくしに一年間屈辱を味わえと言いますの!!?」
自分こそ代表に相応しいと豪語しつつクラス中に批難を飛ばしている、何故男なんて推薦するなんて理解できない。自分が男に劣っているというのか、と叫んでいる。
「実力から行けばわたくしがクラス代表になるのは必然。それを物珍しいからという理由で極東の猿にされては困りますわ!わたくしはこのような島国までIS技術の修練に来ているのであって、サーカスをする気は毛頭ございませんわ」
と誰も止めないのもどんどんセシリアの言葉はエスカレートしていく、彼女は自分が言っている言葉をすべて理解してしゃべっているのだろうか。否理解していないだろう、理解しているのならばどんどん敵を生み出しているのを止める筈だ。
「大体、文化としても後進的な国で暮らさなくてはいけないこと自体、わたくしにとっては耐え難い苦痛で――」
「イギリスだって大してお国自慢ないだろ。世界一まずい料理で何年覇者だよ」
ここでいい加減聞いて居られなくなったのか百春が言い返してしまった。それに反応するようにセシリアの顔は怒りでどんどん赤くなっていく。
「貴方私の母国を侮辱しますの!!?」
「そっちだって日本を侮辱してたじゃないか、自分はやっていいのにやられるのはNG?勝手すぎるな」
「くぅぅ言わせておけば!決闘ですわ!!」
「あわわわわ……ふ、二人とも落ち着いて……」
と盛り上がっている二人は真耶の声などを放置していた。そして残
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