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混沌の魔術師と天空の巫女
第7章 大魔闘演武編
団結!!!!
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もう1人の未来から来た男に。」

「!?」

リリーの言葉にアルカディオスさんと姫様は驚く。

「その男は言ってた。
 あたしが扉を開くのを邪魔したせいで
 (エクリプス)・キャノンが撃てなかったって。」

「未来の2人はルーシィをかばってその時に・・・」

ルーシィさんとミントがそう説明をする。

「それにそいつは、俺をも殺そうとしている。」

「君も・・・?」

「この計画に俺が1番の障害になると言っていました。」

俺はそう言うのだった。

「邪魔をするのですか?」

姫様が尋ねる。

「いや・・・。」

「そんな事しませんっ!!」

俺とルーシィさんはそう言う。

「未来の2人は、ルーシィさんの方は開けていないって言ってましたし、
 俺の方も、どちらかと言えば、開け方を教えたと言ってました。」

俺はそう説明をした。

「あたしは、どうしてドラゴンが来てないのに
 扉を開いているのか気になるんです。」

ルーシィさんはそう言う。

「単純な事です。砲撃までに時間が掛かるからです。
 ドラゴンが現れてからの開門では、間に合いません。」

「確かに、あの大きな扉、開けずらそうだし・・・・・。」

姫様の説明にミントがそう言う。

「本当にドラゴンを倒せるんですか?全部。」

「確実・・・とは言えませんが、
 最悪の事態に備え、陛下も策を講じている筈です。」

ルーシィさんの言葉にアルカディオスさんがそう言う。

「・・・・・・。」

「どうした?未来の俺。」

「・・・・・・・・・何事も・・・なければいいんだが・・・・・・。」

未来の俺は何か不安を感じているようだ。



































一方、クロッカスの街の中央広場、リ・イン・クリスタルにて・・・



「・・・という訳で、大魔闘演武の余韻に浸る暇もなく大変心苦しいのだが、
 今・・・この国は存亡の危機にある・・・とさっき聞いた。」

中央広場には、大魔闘演武に出場した魔導士ギルドメンバー及び
観客席にいたギルドメンバー全員が集められ、
フィオーレ王国の国王、トーマがそう説明をするのだった。

「一万のドラゴン・・・ですと?」

周りは当然、動揺が隠せなかった。

「アクノロギア1頭でも、まるで歯が立たなかったのに・・・」

「あれは特別だとしても・・・」

「一万ってのはね・・・」

エバーグリーンさん、リサーナさん、カナさんがそう言う。

「今、城では大規模な作戦が遂行されておる、エクリプス計画。」
 こ
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