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【IS】何もかも間違ってるかもしれないインフィニット・ストラトス
第百三六幕 「アニンバイテッド・ゲスツ」
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ランチャー『ジャベリン』を持って迎え撃った。
ばちちちちちちちッ!!!
「え――?」
「な――!」
『……複合拡散シールド『アルヴァトーレ』自動展開。対閃光、衝撃防御』
それに気づかなかったのは、結局のところ私の落ち度だったのだろう。先ほどから空間がひずむような、はじけるような音を聞いていたにも関わらず独り善がりに場に酔ってレーイチくんの発言を停止したせいだ。
だけど、誰が想像できるだろうか。まさか自分たちのすぐ近くに、『数百メートル規模の巨大な光の塊が突然現れ、そして弾ける』だなんて。
轟音、衝撃、閃光。私は辛うじてISで取れる受け身姿勢をすることしか出来ないままその衝撃に弾き飛ばされた。数度の水面バウンドで全身が軋みを上げ、海岸沿いの崖に激突して崖が陥没し、頭がくらくらし、人生で一番ダメージ受けた日だなぁなんて見当違いなこと考えて――。
「――わぁぁぁぁーーーーッ!?激突する、このままだと崖突っ込むよラウラ!!AICで何とかしてぇぇぇぇーーーー!!」
「馬鹿言うなシャル!!こんな高速移動中にAICなどポンポン出せるか!!逆噴射とPICで間に合わせ――はぁ!?学園のラファールの識別信号!?」
「どええッ!?まさか日本に転移してき――ボグベェッ!?」
「あバっふッ!?」
私の右の崖にシュヴァルツア・レーゲンが、左にラファール・リヴァイブUが、ブロリーに吹っ飛ばされたベジータよろしく崖にめり込んだ。
「なにこれ……いや、なにこれ」
「だ、誰かと思ったら佐藤さんだったか。ということはここはまだイタリアか。いや待て、何故佐藤さんがISを展開している?何をしていたんだ?」
「そういえば途中でイタリア軍の人が管制室となんか言い合ってたけど、もしかして佐藤さんなにかやらかしたの?」
「わからん……全然わからん!」
状況は、加速度的に混迷してゆく。
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