ガンダムW
1608話
[5/5]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
した。
色々な意味で凄い能力ではある。
そんな風に考えながら、小説へと視線を向ける。
以前ネギま世界で買った小説で、いわゆるライトノベル系の小説だ。
サリィが一瞬こちらの方に視線を向けたのを感じたが、それは気にせず小説に集中していると、不意に客室にある通信機が音を響かせる。
「私が出ましょうか?」
「いや、どうせ綾子だろうし、俺が出る」
そう告げ、通信システムを起動させると……当然のように、そこに映し出されたのは綾子の顔だった。
「どうだった?」
『駄目だね。一応幾つか情報交換はしたけど、シャドウミラーと行動を共にする気はないってさ』
性格通りさっぱりとした口調で告げる綾子。
「そうか。出来ればガンダムはこっちの戦力に入れたかったんだけどな」
ガンダムというのは、OZに抵抗する象徴的な意味を持つMSだ。
勿論OZに対抗するという意味で一番大きいのは連合軍なのだが、リーオーが主戦力の連合軍に対し、ガンダムは単機でOZの部隊や基地を破壊していく。
そう考えた場合、間違いなくシャドウミラーとしては欲しい機体だった。
勿論パイロットも込みでの話だが。
『一応デュオも頑張って誘ったんだけど。……ちなみに、この基地を襲ったのはやっぱりコロニーを人質にとった件に対する仕返しだってさ』
「だろうな」
納得しながらも、今綾子が口にした言葉はもう1つ別の意味を持ってもいる。
即ち……もしコロニーに危害を加えるのであれば、連合軍に対してもガンダムは立ち塞がる、と。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ