第一部
1章:新天地の旅
2話 始まりの光
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り投げようとの考えが生まれた瞬間だった。
エドアルドの体のあちこちから白い光……いや、白い光の粒子が立ち上り、それが手にある石の元へと集まり始めたのだ。石を取り囲むように、まるで中から何かを絞り出そうとするかのごとく渦を巻いて、登った粒子たちはエドアルドの中へと染みこむように帰ってくる。
そしてほんの数十秒。漏れだした全ての粒子がエドアルドの中に帰り、手の中にあった石が完全に消え去ったとき――
ここがどこなのか。
自分の身に何が起きたのか。
今の現象は何なのか。
感じていた疑問の答えを全て、手に入れていた。
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