157部分:梟雄と呼ばれた男その四
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言い放つと右手のグングニルを縦に一閃させた。リーフの左肩から血が流れ出る。
「つっ・・・・・・」
思わず槍を手放した。王も左手の槍を投げ棄てると腹に突き刺さっている槍を掴んだ。
「ぬうううううううっ!」
これには一同言葉を失った。傷を負った者とは思えぬ力で腹に深々と突き刺さっていた槍を引き抜いたのだ。赤黒い血がゴボゴボと溢れ出す。
「まだだ、まだ終わらぬ・・・・・・」
グングニルを蔵に置き腰から剣を抜いた。その両眼に炎が宿ったように見えた。
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