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大筒木異世界物語
第1章 大筒木リュウグウ降臨
第3話 壊刃サブラク
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るプレッシャー。これが強さというものなのか」

リュウグウはこれ以上攻撃はないと自身のもつ攻撃技を出す。第6の力

「ブラックホール発動」

リュウグウの両手の中に黒い塊が出来上がりそれは徐々に周りのものを吸い込んでいく。それは地面や岩、存在の力なども含まれる。サブラクもこの攻撃は予想外であったがリュウグウがなぜいきなりこんな技を使ったのか理解する。

「まさかこの俺の秘密が一瞬でばれるとはな」

サブラクはこのブラックホールに巻き込まれないようさらに距離を取ろうとするが

「遅い」

「なんだと!?」

リュウグウはいつの間にかサブラクの真後ろにおり、手刀で胴体を真っ二つにした。だが

「ん?手応えがなかったな」

リュウグウは真後ろに距離を取ってこちらを見て構えているサブラクを見る。

「なるほど、フェイクも見破られたか。あまり剣を無駄に失いたくはないのだがそうもいってられないか」

ブラックホールは今もなお存在の力含め吸い込んでおり、消える気配はない。サブラクは力を吸いとられ続けている現状長期戦は不利と判断する。皮肉なものだ。自身のもつ自在法スティグマは相手に当たりさへすれば時間で倒せる。長期戦にはもってこいの自在法でもある。それが逆に長期戦はできないと、それに最初の攻撃は一切ダメージがないように見える。どんな技を使ったのかは分からないがこうして不利な状況下にあるし、リュウグウは本気でやっていない。見れば分かる。やったことはブラックホールを作り、自分の存在を知っておきながらあえてフェイクに攻撃する。サブラクは今までにないプレッシャーとやつを感じていた。

「そろそろか、ブラックホールよ、弾けろ」

リュウグウが手を握るとブラックホールの密度がどんどん小さくなっていき、そして高密度の爆弾となる。
サブラクは避ける間もなくその爆発に巻き込まれる。
当たり一体が眩しいほどの光を放ち、爆発しているのかも分からない。その光が届く場所は熱により一瞬にして溶ける。もちろん闘技場は一瞬にして地面ごとその存在を消した。幸いにも秘匿の聖室は無事であったが星黎殿各地にある探耽求究の機材などは跡形もなく消えた。そのためモニターの映像も消え、ペルペオルとフェコルーの見ているモニターは砂嵐状態になっている。状況が分からないので闘技場付近に監視させたリベザルに通信を入れる。

「リベザル、状況報告を」

ペルペオルが通信するとき部屋に三柱臣である千変シュドナイと頂の座ヘカテーが入ってきた。

「こりゃ派手にやってくれたな。さすがにあの壊刃も無事じゃないだろ」

シュドナイはあの戦いの感想を述べる。ヘカテーは興味ないのか無言である。とリベザルから返答があった。

「リュウグウ殿が出した技により闘技場含む地
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