来栖川当主
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から飛び降りたり、「ジャッジメントチェーン?」に支配されていて、恐怖のあまり心筋梗塞を起こしたり、芹香にお友達を呼ばれた時点で心停止して心臓膿漏で死ぬ。
「いや、そうじゃないんだ、ははっ、綾香がヤバい原因は、二人と言うか、二人のお友達とか超能力なんで…」
口ごもっていた所で、セバスチャンの力強い腕が浩之を抱えて走りだした。
「ご当主様、藤田様をお借りしますっ」
「藤田さんっ!」
「え? 「どこへ行くんですか? 私達を置いて綾香ちゃんを選ぶんですね?」ってそうじゃないだろ、先輩」
セバスチャンが走って離れを出て行くと、軍用に近い四輪駆動車が止めてあった。ピンクのリムジンと同じく、綾香の専用車である。
セバスチャンがハンビーの助手席に浩之を放り込んで、車を急発進させると、実体が無い方の「お友達」や、リミッターが外された凶暴なメイドロボが追ってきたが、セバスチャンは頑丈な車が破壊されて行くのも気にせず走行させた。
「シートベルトをお締め下さいっ!」
、どこかから「ルパンザサ〜ド」と曲が流れてきそうな状況で、車に乗り込んでこようとするメイドロボを壁や木に押し当てて排除し、運転席側に残ったまだ動いている手を外して綾香が入院している施設に向かった。
その後ろから「待て〜〜っ! 藤田さんを返せ〜〜っ!」とか、巨大なロボ?が稼働する「ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!」という音が聞こえたり、先輩が繰り出す小さい方のお友達がリムジンの左右を飛んでいるような気がしたが、あえて見なかったことにした。
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