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この凄まじいセカイに祝福を?(カズマがサッキュバスにヤられたり、触手の化け物や両性具有の天使にガチ堀されて出産する話)
31ドラゴン兄弟との対戦
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いう名ばかりの適当な仕事をして、その日暮らしをする飲んだくれのゲスでカスになる予定のカズマとは違ったが、「やればできる子」でありながらヒキコモリニートでロリコンでカス、の才能があるカズマを気に入って婿にしたダクネス。
 しかし大貴族のほうが家柄が上で、ダスティネス家は王位継承権までは持っていなかった。
「ふむ、魔族幹部や竜の一族を纏める家督も継ぐしな(決定事項)、別に魔王に歯向かう必要は無い、世界をカズマ殿が制覇してから、魔族の王を臣下に迎えればいいだけだ」
「ホ?」
 魔族少女の決定でドラゴンファミリーの家も継ぐ羽目になったらしく、父も弟も反対できなかった。
 弟の卵はこの少女が孵してやり、インプリンティングとラブプリンティングも済ませてから、カルガモの家族みたいに四匹ぐらい、お姉ちゃんの後を付いて行くだけの鴨同然に躾けられた弟妹達。
 何かドラゴンは母系社会らしく、カーチャン、ネーチャンに逆らうなど許されない行為らしい。
「イヤ、ボクニソンナケンリナイカラネ、アハハハ」
 カタカナ言葉になって拒否してみたが、黒い笑顔をした女たちは本気らしかった。

 談笑中?空からアポカリプスサウンドのような、ゴーーン、ゴ−−ンという低い音が繰り返され、屠龍君からも警告が出た。
「敵性兵器の降下を確認、マッハ80で上空を通過し大気圏で減速中、月方面より射出された模様。現在12体を確認、直ちに攻撃を開始して下さい。弾道軌道上なら回避が困難で迎撃が可能です」
 テーブルの上にホログラフ映像が現れ、燃えながら落ちる火球が、燃え尽きもせずに地平線の彼方に消えて行った。
 カズマも「月から」と聞いた時点で、例の「救援部隊」が到着したのだと感じた。
 送信からたった2日で38万キロの彼方から到着し、スペースシャトルの倍ぐらい早いスピードで大気圏に突っ込んでも燃え尽きない連中なので、屠龍君どころじゃない化け物が到着したと思えた。
「あの、それ確か、救援部隊だからね、攻撃したらダメだよ、多分屠龍君より強いからね、逆らったらぶっ殺されるからやめようね、ハハハ」
「信号を受信、彼らは「カズマ様の救援部隊である」と発信しながら降下しています」
「心強い、カズマ殿の救援部隊? トリュウほどのドラゴンスレイヤーが12機も増えるのだな?」
 カズマは、多分アクアみたいな死神が12人増えるのだろうと予想して泣いた。

 その夜は、明日の予定もあり、疲れていたのと実家で気が抜けて早く眠った魔族少女を除き、ロリ女王様と新人サッキュバスちゃん、族長補佐に「解呪の霊薬」を搾り取られたカズマ。
 もちろん魔族少女の部屋には「野良のどうしようもないドラゴン」が窓の外に待ち構えていて、カズマが来た瞬間に窓から首を突っ込んで噛み砕き、上空に連れ去ってから投棄、落下して死んだ
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