六話目という名の黒淑女(ブラックレディ)
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督を警戒していた。
前提督のこともあったのだろうかなかなか会話がなかった。
ある日雷と電が提督と暁が仲良くなって欲しいと言う企画で提督は第六駆逐隊(暁、響、雷、電)と買い物をすることになった。
初めは暁はいやいやだったものの徐々にに提督の優しさに気づいていった。
だがある時、提督がトイレに行っているとき暁達は待ってる途中野犬に出くわした。
暁が体をはって妹達を守ろうとするも足が震えて動けなかった。
野犬はそれを察したのか暁に飛び込んでいった。
そのとき暁はもうダメかと思った。
・・・しかしいち早く気づいた提督が腕を噛まれた状態で暁を庇ったのだった。
なんとか野犬を追い払ったあと暁は提督にこのようなことを聞いた。
『なっ、なんで私を庇ったの!?わ、私たち艦娘は普通の人間よりも頑丈なからだをもっているのに・・・!』
それに対して提督はこう述べた
『確か艦娘は、装備を全部とったら普通の女の子と変わらなくなるんだろ?それにあのとき俺が庇ってなかったら俺は後悔することになったからな』
噛まれた跡から血を結構な量を出しながら提督は笑顔でこういった。
それ以来だった、提督の為なら自分が死んでも構わない、提督の為ならなんだってすると誓ったのは。
提督に恩返しするために、提督が幸せになってもらうために、普段影であり得ないほど頑張っているから、それが一人前のレディになるための暁の病んだ理由だったのだ。
(・・・待っててね司令官・・・暁が、絶対にあなたを幸せにしてあげるからね・・・)
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