六話目という名の黒淑女(ブラックレディ)
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前回のあらすじ
アメリカ戦艦ことアイオワとキソーと摩耶様の修羅場が起こった。
修羅場が起こって約数時間後、保健室にて。
提督はところどころ負傷したためベッドの上で休憩中。
「あ"ぁ・・・どうしてこうなった。」
「鎮守府内で戦闘が勃発するなんて、不知火はここに来たときにはまだ小規模でしたからずっとこの鎮守府に居ましたけど初めてですよ。」
「・・・不知火、お前があのときどうにかしてくれたらこんなことにはならなかったんだけどな〜・・(怒)」
「ずっとそこにいたら自分の命が危ないです」
「いやごもっともよ?けど上官を見捨てるってどゆこと?まだ言葉でも通じるかも知れんかったのよ?」
「無理なものは無理です」
「アッハイ」
ちなみに主犯の三人は現在鳳翔さんにガチギレされて今でも説教中。
「てゆーかさぁ、なんで提督が出会った艦娘ってああなるの?」
元からいた北上が質問する。
「知らんよ、今まで普通の女性、つまり人間でもあんな感じにならなかったのになぁ」
「運命って怖いですね(他人事)」
「オイコラ」
すると保健室に一人の艦娘が入ってくる
「しつれーしまーす、司令官・・・ッ!?」
「ん?暁じゃないか」
暁、
正式名は暁型駆逐艦一番艦 暁
彼女の外見は小さな身長に黒いロングヘアー、白い錨のマークのついたつばつきの黒い帽子にセーラー服、
そして黒色のタイツを履いた艦娘だ。
自称《一人前のレディ》と名乗る活発な艦娘だが空振りすることも多い、しかし根が優しい駆逐艦である。
「珍しいですね、暁が司令のもとに訪れるなんて」
「そんな少ないの?」
「えぇ、せいぜい司令が遠征出迎えにくるか間宮所等にしか顔を会わせないのですが」
「なんで知ってんの?」
提督がツッコむ。
「なんとなくです」
「あぁそうか(呆れ)」
「ちょっと!体は大丈夫なの!?」
暁が心配しながら提督の元へ寄る。
「おう、大丈夫・・・だな」
「ほ、ホントに?!ホントに大丈夫なの!?」
「だ、大丈夫だ、問題ない。
だからそんなあせるな、な?」
「ホント!・・良かったぁ・・・あたし司令官が死んじゃったらもう・・・!・・うっ・・うっ・・・!」
心配しすぎたのかその反動で暁は泣き始めた。
「あー提督が泣かしたー」
「泣かしたー」
北上と不知火が提督を茶化す
「・・・一応言っておくが一番悪いのはあの三人だかんな?」
ついでに暁と一緒に来た妹の響がノる
「泣かしたー、司令官罪もない女の子を泣かしたー」
「オイコラ響調子にのるな」
「そうです!保健室では
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