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WHITE ALBUM 2 another story ~もう一つのWHITE ALBUM~
本編キャラSS
雪菜生誕祭SS
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の美味しい日本酒お土産に持って帰るから!!と心の中で思う。
「ま、まあ置いといて、今回はプレではない同窓会を無事開くことができたのは皆さまのおかげです。かずさ、春希君ありがと」
俺たちはうなづく。
「夢が・・あの時の約束が本当にかなって・・」
雪菜は話している途中だったが、思わず泣き出してしまった。
俺は雪菜の元に行こうとすると、それよりも先にかずさが彼女の元に駆け寄った。
「ほら、泣くなよ雪菜。せっかくの美人な顔が台無しだぞ??」
「だって、かなったんだもん3人でいることが・・・・ぐすん」
雪菜は泣き止まない。
「そろそろ泣き止めよ雪菜」
「じゃあかずさ約束して・・・また3人でここに来るって」
かずさは少しの間をおいて返事をした。
「約束してやる。また来年も再来年も同窓会をやろう」
「かずさぁ、かずさぁ・・・・・」
少し収まったとおもったが再び泣き出してしまった
「失礼します。」
女中さんが何か白い箱を持ってきた
「ちょっと早かったですかね・・・??」
「いや、大丈夫というかタイミングよかったです」
安堵の顔をして女中さんは退出した。
俺はその箱を受け取り机の上に置く。
「雪菜、これ開けてみて」
「うん」
彼女はテーブルに寄り添い、箱を開けた。
『雪菜、誕生日おめでとう!!』
俺とかずさはタイミングを合わせて言った。
箱の中身はホールのショートケーキ、誕生日ケーキだ。
「こんなのずるいよぉ・・・・・私何回も泣いてる・・・」
彼女はまた泣いてしまった。
どうやら同窓会で頭で一杯で自分の誕生日の事を忘れていたようだ。
「これからもよろしくな雪菜」
「これからも・・いや一生よろしくお願いします。雪菜」
彼女は涙を両手で拭き取ったが、微かに彼女の眼は潤んでいる。
「よろしくお願いします。かずさ。それと・・・あなた」
END
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