開幕
クレセント〜盾は殴るもの
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レイド「うわっ抜けねぇ!?」
シルハ「.......っ!!」
?「深くまで刺さってて.....」
3人で引き抜こうとするが、
それでも引き抜けない。
不幸なことに破壊可能オブジェクトでも
耐久度がまるで違う。
先程の箱が6だとすると、建物は
4万8000ほど。
なんだこの耐久。
レイド「引いてダメなら....」
レイドは槍の柄をもって.....
一気に押し出した。
レイド「押してみろぉ!!!」
グググ.....バゴン。
壁貫通。建物内部に槍は突き抜けた。
レイド「作戦通り!」
?「嘘こけ。」
シルハ「.....。」
建物内部に入った槍を回収して
万事解決した。
?「ありがとう。助かった。」
レイド「気にすんな!」
シルハ「......」
一応彼ともユーザー交換をする。
レイド「ムラクというのか。」
金髪の彼はムラクというユーザーらしい。
ムラク「宜しく。」
レイド「よろしくな!」
シルハ「....宜しく。」
いく宛もないので3人で行動。
ムラクのもつ武器はシガノランス。
スイッチを押すと光のエネルギーを
発射する仕組みだ。
やはりメカニカルな造りだ。
さらにムラクは盾を持っている。
スライムの液体やらが付着している。
レイド「やっぱガード&アタックか?」
ムラク「盾で気絶狙いして槍でつく。」
シルハ「モン○ン違うからね。このゲーム。」
やはりムラクはどこかずれているようだ。
しかしそろそろ安寧の場所がほしい。
言うなれば街というところか。
先程の蝿のような好戦的なenemyが
来ないとも限らないし、
何よりも安心でない。
シルハは端末でピックアップされている
デジタルスペース、ELSYAという街を
探しているようだ。
ナビで検索しているが、ELSYAの本名を
知らないため、困り顔だ。
いや、ELSYAでよくね?
「ドンッ!ウィーン....ガガガガ....」
ブワァン!
レイド「あぶねぇ!!」
シルハ「!!」
レイドはシルハを押し退ける。
そしてその場所にはチェーンソーの
刃の残像が浮かんでいた。
レイド「チェーンソー......」
シルハ「.......」
ムラク「大きいね。」
そのチェーンソーで斬りかかったのは
どこぞの救命機器をそのまんまでかくした
ものにキャリーバックのタイヤをつけ、
チェーンソーを高さ半分のところにつけた
出鱈目なもんだった。
大きさは4mほど。チェーンソーは
リーチ3mだ。
レイド「逃げるぞ。」
そう言
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