開幕
開幕の狩り
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て現れたのは、
クマほどの大きさの蝿だった。
全身は緑と黒で光沢をもった体に
ブウウウという不快感を募る羽音が
常時流れている。
二人が想像したものとはかけ離れていた。
レイド「DIREINでは見かけないな....」
シルハ「誰だコイツハ......」
蝿は二人から距離をとり、飛行。
逃げると思いきや旋回して
回り込んできた。
レイド「リーチあるその鎌で仕留めろ!」
シルハ「オーケー!」
レイドの作戦にのり、シルハは
タイミングをうかがう。
蝿はシルハのいる方向に飛来した。
レイドは銃で蝿の行動を抑制する。
シルハ「切り刻む!」
ズバッ!!!
「ピギョオオオオアオオオオオオオオオ!」
その一撃は蝿の脇腹を切り裂いた。
咄嗟に蝿が退避したが、間に合わなかった
ようだ。
蝿はその場から退避、逃げ出す。
そのスピードに衰えはほぼ見えず、
ほんとに弱ってるのか疑いたくなる。
ヒュバッ!!! ザグッ!!!
「ギョオオオオオオオオオオオ!!!...」
突如蝿が悲鳴をあげ、のたれた。
その腹は鎌や剣ではあり得ない抉れ方を
している。
シルハ「あれ....じゃない?」
レイド「ランス.....か。」
シルハが指差した壁には
等身2.5mはあろうという巨大な槍が
刺さっていた。
全身白で清潔感があり、とても鋭い。
人間が刺されたら貫通必至だろう。
そして、その槍の持ち主と思われる
少年が2階から飛び降りてきた。
金髪で冷静そうなイメージ。
眼は透き通る青。
金髪青眼はジャスティス.....
その少年は壁に突き刺さった槍を
引き抜こうとするが、
深く刺さっているのか抜けない。
?「助けてくれないか?」
レイド、シルハ「あっはい。」
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