第二章 Lost Heros
山中襲撃
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ってその場を去る。
それでも絶光砲を放とうとする蒔風だが、背後から二刀の刃が迫り、身体を回転させてそれをかわしてその姿を見る。
オボロだ。
彼の両手に握られた刀が蒔風に迫るが、それを回転しながらの回し蹴りで下げ、絶光尖を逃げた真人たちに放つ。
が、それが彼らに当たることはなかった。
白く白い、純白の翼が、その先端に当てられて、軌道を大きく逸らしていったからだ。
「・・・・神尾・・・観鈴・・・」
「私・・・こういうのは苦手なんだけど・・・・でも、絶対にいけないって言うのも、わかってるから・・・・だから!!!」
そう言って、観鈴が傍らに立つ往人の手を握る。
まるで、それがとても怖いことであると知っていて、その恐怖を押し殺そうとするように。
「わたし、戦う・・・もう誰も・・・悲しいことなんて、さなないために・・・・・」
その言葉と同時に、蒔風が周囲を警戒する。
おそらくはすでに囲まれている。
相手は神尾観鈴、国崎往人と、ハクオロ率いるトゥスクルの戦士。
森の中での戦いが、本格的に始まった。
to be continued
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