第二章 Lost Heros
襲撃者VS漆黒&蒼青
[6/6]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
離れる。
その後ろでは剣山の隙間から銀白の光が漏れだしてきて、その一瞬後に薄氷のように剣山が砕けた。
その中心に立つのは、服が千切れながらも一枚のカードを手に持つ蒔風。
表には一刀の姿が、裏面には十文字のマークが描かれていた。
「さて・・・・・まだ急げば追いつくな。何人かここで・・・・」
そう言って、逃げていくものを追いかけとする蒔風だが、その足が止まる。
理由は簡単だ。目の前にそれを止めようとする者が立ちふさがったからである。
「なんで・・・なんでおにーちゃんをやったのだ!!!」
「舜・・・・もはやあなたは、私が止めまする。他の誰にも、止めさせはせん」
蒔風の前に、鈴々と星が立っていた。
その顔にはそれぞれ怒りと悲しみが込められていたものの、明らかな敵意が存在していた。
「・・・・はぁ・・・・これじゃあいつら逃がしちまうじゃん・・・・退け」
「「断る!!!」」
瞬間
クラウドは後方で、もう一度光が空に昇るのを見た。
それも、二本。
「全員・・・・聞いてくれ。今回の敵は・・・・『蒔風舜』だ」
通信を以って、クラウドが通達する。
その反応は様々だが、こうして、戦いはついに切って落とされた。
「敵は、世界最強。世界と戦うつもりで行け・・・・・・!!!」
銀白、破滅の光とならん
to be continued
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ