第二章 Lost Heros
襲撃者VS漆黒&蒼青
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かれていて、さらに数枚、同じようなものが今まで襲撃された人数分あった。
それを見せて、一刀の目が見開かれ
蒔風の口元がギチリと醜悪に歪んだ。
「手ごたえがなくってな・・・・お前は楽しませてくれんのかい?」
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!クラウドォッ!!!全員を連れてここから離れろッッ!!!」
「一刀!!」
「む?」
「あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」
瞬間、一刀の蒼青の翼が大きく開かれ、周囲を衝撃が襲う。
それと同時に、クラウドはメンバー全員を連れて本部から撤退した。
「ご主人様!!」
「愛紗!!危険だ、今すぐここから・・・・」
「離してくださいクラウド殿!!私は・・・・私は!!!」
今「EARTH」本部には彼らしかいない。
もしやと思ってクラウドが全員をここから帰していたのだが、それはどうやら正解だったようだ。
最後まで残ろうとした愛紗を無理やり引っ張って、クラウドも最後に本部を飛び出す。
「なぜ・・・何故だ、シュン!!!」
そう叫びながら、愛紗を抱えて空から「EARTH」本部を見るクラウド。
周囲には同じように、何人かが残って見届けようとしている。
その、数秒後
一階から四階、吹き抜けになっているエリアが蒼青の光で満たされ、それが消えた瞬間、「EARTH」本部が揺れた。
すべての窓ガラスが一斉に割れ、衝撃が一気に最上階にまで登ってから、すぐに最下層まで下がり、更に地下にまで突っ込んでいった。大地が揺れ、ヒビが入る。いたるところが隆起し、陥没し、深い振動音と共にビルを損壊していく。
そして
ゴゴァッ!!!
ガギギギギギギギギギギギギギギギギギンッ!!!!!!
「EARTH」本部ビル正面から少し前。おそらくは地下大訓練場があった場所だ。
そこから地面を突き破って、剣山がせり上がってきた。
いくつもの剣が組み合い、折り重なったその剣の塔に全員が絶句する。
だが、それを見てクラウドが号令をかけた。
「全員・・・・この場から離れろ!!!」
「!?」
「な・・・・」
その言葉に、釈然としないまでも従って離れていくメンバー。
「ご主人様・・・・・一刀ッ!!!」
「暴れるな・・・・ここではもうどうしようもない!!」
クラウドが一刀の名を呼ぶ愛紗を連れて、その場を
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