第二章 Lost Heros
裏と表 そして・・・・・
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がいた。
「来たか!!」
『もう向かっている!!』
「起動させるのが封印の瞬間だけでいい場合、もう終わっている可能性もある!!急げ!!」
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どうやら翼人達が嗅ぎ回っているみたい?
問題ないよ。オレはこのまま続行する。
さっきも仕留めたしな。
さて・・・・証拠も残してないし、こっからトンズラするかね
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「どうだった・・・・・・」
「・・・・・ダメだ」
クラウドが首を振って、報告をする。
彼が着いたときには、すでになにも残っていなかった。
「たどり着く直前に天に昇る光が五つ見えて・・・・最悪の場合が浮かんだが、その通りになってしまった」
「恭介・・・・が・・・・?」
「華琳もかよ・・・・・!!」
集まった翼人達が、現場を見ていく。
観鈴は「EARTH」で待機してもらっているので、ここにいるのは四人だ。
他のメンバーは本部に戻らせた。
もはや、調査などとは言ってられないかもしれないからだ。
「何一つとして証拠がないな」
「それどころか・・・・戦闘の跡も無い」
「そんなことありうるのか?」
そう、この現場は、一切の破壊の跡がなかったのだ。
メンバーには重量級の季衣と瑠璃がいたにもかかわらず、壁や地面は綺麗なものだった。
「しかも、証拠がなにも無い?あの恭介と華琳がか?」
「あの二人なら、どうにかしてなにかでも残そうとするはずなのに・・・・・」
クラウドと一刀が驚愕する。
知能において、かなりの高さを要するあの二人だったら、何らかの方法で証拠を残せたはずだ。
だが、それがない。
そうしようとした跡も無い。
「相手が一瞬で片付けちまったんだろ・・・・なにも残す間もなく・・・・」
「本当にそう思うか?」
「西園とクドがやられたとき、誰も気づかぬまま一瞬で撃ち抜かれ、三原がガードできたのもその後だったからだ。そんなのを一気に撃たれたら・・・・」
蒔風がとつとつと語っていく。
おそらく、相手は絶対の機会を見逃す気はもう無いのだろうと。
「本部に戻ろう。全員に伝えなきゃならん」
そう言って、この場での調査を終える蒔風。
四人が去った後に
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