第二章 Lost Heros
犠牲を払って得た情報
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のヒントで調査をした蒔風がなにもわからなかったのは本当なのかと。
「本当に何もわからなかった。情報がつかめない・・・・なんだ?疑ってんのか?」
「そうじゃない。だけど、みんな不安なんだ。こんなに連続でいなくなっていって・・・・・」
「まだ短いけど決して知らない間柄じゃないし・・・ねえ、本当に・・・・」
一刀が悔しそうに拳を握り、顔を俯かせる。
理樹は蒔風なら何かきっと掴んでいるだろうという期待を込めて、それでも顔を見れないでいた。
わかっているのだ。
こんなものが淡い期待だと。
敵の情報はまだ少ない。
「大丈夫だよ。すぐに終わらせてやるから」
「・・・・そんな気休め・・・・」
「終わらせる」
蒔風の言葉に、ついそんなことを言ってしまった理樹だが、それを蒔風が断じた。
必ず自分が終わらせると。
「なぁに。形はわかってきてる。あいつらも死んだわけじゃない。だったら・・・・救いだしてやるさ・・・・・!!!」
蒔風の目が静かに燃える。
決して、揺るがぬ、その想いを燃やして。
to be continued
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