第1章 大筒木リュウグウ降臨
第1話 大筒木リュウグウ
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いだろう。故に聞こう。カグヤの封印を破るために共に来るかい?」
ゼツは考える。カグヤの封印を解くのには六道の力を持つ存在が無限月詠を発動しなければならない。その存在が今後現れるともわからない。故にカグヤは封印される直前に自分の持つ隔離された空間にいる大筒木リュウグウのもとへゼツを送った。大筒木一族のしかもカグヤの対となる存在のものであれば封印は解けるであろうと。だがリュウグウはチャクラの実と同等の力を別次元で得ると言っている。もしそうなれば封印は解けるだろうがカグヤが危うい。ここは長い年月をかけてでも六道仙人が現れるのを待つしかない。そう考えたゼツはリュウグウに悟られないようまた雨を降らそうとする。だがリュウグウがこの好機を見逃すほど甘くはない。
「封印などさせない。逆にお前を取り込もう。」
リュウグウが手をかざすとゼツは一瞬にして消えた。そしてリュウグウのもつペンダントにゼツは封印されてしまった。
「安心しろ。ちゃんとカグヤの封印は解いてやる。だがそれまでの間はそこでおとなしくしていろ。」
リュウグウは輪廻眼を発動するとカグヤと同じように空間に穴を開けてそこに入っていった。その先には紅世の徒とフレイムヘイズがいる世界である。フレイムヘイズや紅世の徒にとっては最大の敵になるであろう大筒木リュウグウ。果たしてその世界で何をなすのか。それはまだ誰にもわからない。
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