暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
ガンダムW
1605話
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すと全く効果を発揮しないし。
 なら、どうする? ……簡単な話だ。ようは、本来なら出入り口ではない場所から出ればいい。
 他の場所で影のゲートを使えば、監視カメラの映像がどこかに発信される可能性はある。
 だが、このコントロールルームでなら、話は別だ。
 既にここには監視カメラの類は一切存在しない以上、ここで何をしても問題は全くなかった。

「さて、じゃあそろそろ行くか」

 金属の塊は置いておけば技術班が調べる時に邪魔にしかならないので、空間倉庫に収納する。
 そして何気なく周囲を見回し、何も異常がない事を確認すると、足下に影のゲートを作り出す。
 そこに身体を沈めていき……やがて俺の姿が現れたのは、バルジの外壁部分。
 勿論バルジの中ではなく、宇宙側だ。
 それでも周囲に見つからなかったのは、外壁部分ではあっても外側からは見えない陰になっている部分だからだ。
 ここなら、俺が出て来ても全く問題はない……と思う。
 一応スライムで監視カメラがないかを確認してるし。
 周囲の様子を確認し、問題が無いと判断すると外壁へと手を触れ……近くにバルジから脱出する時のドサクサで壊れたのだろうシャトルか何かの装甲板が漂ってきたところで、バルジを空間倉庫に収納する。
 バルジ程の大きさを誇る物が一瞬にして消えたのは、OZや連合軍にとってどんな思いだったんだろうな。
 そんな風に考えながら、取りあえず俺は装甲板に隠れながらこの宙域から脱出するのだった。
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