暁 〜小説投稿サイト〜
ドラゴンクエストビルダーズ:アレフガルドを復活させられてます(新リュカ伝)
第2章:リムルダール編
1:身勝手な神々の黄昏
[2/4]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
のです。それなのに今リュカに居なくなられると、新生メルキドの人々がまた苦しんでしまいます!』
折角希望を手に入れたのに、またドン底に落とされるのは可哀想だな。
ピリンやチェリコにスラタンは幸せになってもらいたいし……

「おいヒゲメガネ。違法行為をしたルビスも悪いが、それに気付かないで出遅れたお前も悪い! 俺も何人か助けたい連中が出来てしまったし、ここで手を引く訳にはいかないぞ」
『リュカ……貴方の優しい心は理解しましたけど、このままアレフガルドで人生を終えると、ビアンカの魂とは二度と出会えなくなるんですよ。良いのですか、それでも?』

「えぇ〜!? それは嫌だなぁ……でもピリン達も助けたいしなぁ……」
『そうですよねリュカ。ピリンやチェリコなどの美女を救いたいですよね! このリムルダールにだって居りますよ、美女が!』

そう必死に言われると帰りたくもなるなぁ……
でもエロエロな施設を造るつもりでいたしなぁ……
う〜ん……迷うなぁ……

「そうだヒゲメガネ。アレフガルドを復活させてから、元の世界に戻るってのはダメなのか? もしくはビアンカを生前(若い頃)の姿で召還しろ!」 
『そんな我が儘が罷り通るわけないでしょう!』

「やっぱダメか……」
そうだよな……
無理だよな……

『リュカよ。貴方がこの世界に残ると言うのなら、私は貴方の意見を尊重します。しかし、現在も私がルビスの世界に干渉してる事は大問題なのです……元の世界に戻る事は出来なくなりますよ』
そう言われると心が動く……けども、新たなエロエロ人生の幕開けも、良いかもしんない。

「ここで帰っちゃうとルビスが泣くから……頑張ってアレフガルドを復活させるよ」
元の世界に戻ったら戻ったで、ヒゲメガネに扱き使われそうな予感もするし、今少しルビスの我が儘に付き合ってやろう。

『そうですかリュカ……良い友人でしたが残念です。もう二度と会えないなんて……』
その友人を何度も利用したクセに!
『ありがとうございますリュカ! それとマスタードラゴン!』
先刻(さっき)まで泣きそうな声だったルビスから、明るい礼の言葉が聞こえる。

だけど……この二人が喧嘩するって胡散臭く感じるね。
何か裏がありそうで……
やっぱり帰るか?

『リュカよ……貴方の心意気に敬意を表し、私からプレゼントをしたいと思います』
「プレゼントだぁ〜?」
何だヒゲメガネ? 気持ち悪いぞ……普段の偉そう加減は如何した?

『実はプレゼントと言うほど大層な事ではなく、前世で使用してたドラゴンの杖の情報をお教えしたいと思います』
「ここに無い物の情報を教わっても意味ないのだが……解って言ってる?」
馬鹿かこのヒゲは!?

『そう言うな。凄く為になる情報だぞ』
「だ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ