暁 〜小説投稿サイト〜
サトシ「25歳」〜理想と現実の先にあるもの〜
403
[1/2]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話


サトシ:「タケシ!!なんでここに!」



サッ(カーテンから顔を出すヒカリ)




ヒカリ:「、、うそ、、、タケシ!!」



ヒロシ:「、、、あっ本当だ!」



タケシ:「やぁっ、みんな久しぶりだなっ」







3人が顔を出すと、少し髭の生えた
あのタケシが立っていた。




サトシ:「どうしたんだよタケシ!
こんな所で!」


サトシ達はタケシのもとに駆け寄った。




タケシ:「マサラタウンの町長に
ここ(研究所)を管理するよう言われて
戻ってきたんだよ。」



サトシ:「マサラタウンの町長に言われて?」



ヒカリ:「戻ってきた?」


タケシ:「うーむ、
どこから説明すればいいのやら、、」






いまいちピンとこないサトシ達に、
タケシは説明をした。



タケシ:「実は俺の家族、15年前に起きた
ポケモンの行方不明事件をきっかけに
ニビジムを閉鎖して、一家全員で
カロス地方移住してたんだ。
イッシュ地方でポケモンドクター養成学校に
通っていた、俺の居ない隙にな」



サトシ:「タケシの居ない隙にか?」





タケシ:「あぁ、、。ほらっ、
お前も知ってると思うが、俺の親、
自由奔放(じゆうほんぽう)だろ?大人しく
ニビシティに居れば良かったものの、
ジム経営で儲けた金でカロス地方に旅行に行き
よほど気に入ったのか、家を建ててそのまま
一家全員でカロスに移住してしまったんだ。
温泉経営をするとか言ってな、、」



ヒカリ:「えっ!」



サトシ:「確かに、タケシの両親なら
やりそうだなっ」



タケシ:「全てはポケモンが消えてからだ。
、、、俺の人生が波乱になったのは」(黄昏)



ヒカリ:「、、どう波乱だったの?」




タケシ:「親父達の無計画な
温泉経営だけでは弟達を養っていけず、
俺はポケモンDr.養成学校を休学しては
19歳まで高校の通信教育とバイトの両立で
生計を立て、親父達に仕送りを送る日々、、」



サトシ:「タケシ、、、」




ヒカリ:「それは大変ね、、」





タケシ:「でも、家族の中で
一番大変だったのは俺の兄弟達だ、、。
特にジロウは、俺の跡を継いでニビジムの
ジムリーダーを務めてたんだからな、、」



サトシ:「ジロウ、、、」
サトシ(あの中のどれだったっけ、、、)




ヒカリ:「タケシ、通信教育は高校だけなの?」



タケシ:「あぁっ!俺は15歳までの
一般教育はテ
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ