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この凄まじいセカイに祝福を?(カズマがサッキュバスにヤられたり、触手の化け物や両性具有の天使にガチ堀されて出産する話)
30屠龍君始動、でもドラゴンとボクシングの死合?をさせられるカズマ
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動要塞くんが大映しになり、敵兵力と認識された。
「撃て」
 魔族少女の指示で首が一つ動き、地平線の向こうを狙撃できる曲射砲が準備された。
「敵性兵器に向けて制圧射撃開始」
 振動が有ると実体弾が発射されて、レールガンだか正体不明の副砲が何発か発射され、モニタの中の機動要塞が質量弾を受けて魔法障壁ごと押し切られて爆散した。
「おお、高額クエストの機動要塞でも一撃です」
 機動要塞の残骸が映し出され、後日、残骸を持ち込んだ者が賞金を盗んだが、サッキュバスの証言ですぐにバレて、数人が高い所に吊るされた。
「これでカズマ様が、サッキュバスだけでなく、世界の王ですわね」
「ええ、カズマ様なら」
 そう言ったロリ女王様の黒い笑顔が怖かったが「優しい人なら王様でも良い」と言ったのか「世界を滅ぼしてでも力尽くでカズマ様を王様にします」と言ったのか、怖くて聞けなかった。
「このまま父の居城まで行けるか?」
「場所を指定して下さい」
 地図上の航空基地を指定すると、キモい兵器は徒歩移動をやめ、キモい動きで浮上して足を畳み、キモい空中移動を始めた。
「おお、空まで飛ぶのか?」
 キモい屠龍くんの後を、サッキュバスの飛竜やピーちゃんが飛び、ピーピー泣きながら追ってきた。
「原生生物が接近、排除しますか?」
「あれは友軍だ、上に乗せてやれるか?」
「了解、搭乗者も展望室から上に出られます」
 魔族少女や、全景を外から見たかった技術者がタラップを登って、背中の上に有る公園に出た。
「ピューーピピーー!ピカピカ(おねえちゃん、お姉ちゃん! 食べられたかと思った)」
「馬鹿者、これはこういう機械なのだ」
 技術者も、偽装用の木々や公園施設が本物にしか見えず、遊んでいる子供や見ている親にまで体温が有るのを知って驚いていた。もちろんイタズラしようとするとキモいニュルニュルの化け物になって、パンツァーゲイツみたいに食われたりする。
「上に出た奴らは敵よ、鍵を掛けて追い出して、傾いて振り落として」
 ロリ女王様が小声で囁き、上に出た魔族少女や技術者を落とそうとした。
「落としちゃだめえっ!」
「カズマ、魔族は敵だぞ、あの女と寝て情でも移ったか?」
 サッキュバス兵の格好をしたダクネスにも、後ろからチョークスリーパーを食らったが、現在の正妻で体の相性が良すぎる女の子を殺すなどできないカズマだった。
「オペレータ保護のため亜人を排除します」
 ダクネスの体にだけスタンガンのような電気を通されて、殴られたような衝撃で倒れた。
「カ・イ・カ・ン」
 変態さんは電気攻めも気持ち良かったらしく、痙攣しながらも良がっていた。
 しかし、ダクネスほどの普通?人でも亜人と呼ばれてしまい、やはり人間は自分ひとりだけなのを知って、何か寂しくなった。
 人肌
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