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ハイスクールD×D〜黒衣の神皇帝〜 再編集版
陽だまりのダークナイト
教会トリオと買い物
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、ゼノヴィア向きではないわよ。それよりその衣装の値段を見れば?」

「こんな物でも高くは・・・・何だこの値段は!?こんなに高いとでも言うのか」

「一体一誠さんはいくら持っているのでしょうか?」

「さあ?私もだけど一体いくら持ってるかまでは知らされてないけど、いつもカード払いだし今回は経費で落ちるらしいしね。色を見れば分かるかもよ」

流石に値段を見た後なのか、試着室から私服へ着替え直して一誠君が出てくるまで待機。店長と一緒に出て来た時、手には衣装と小道具がいくつかあった。模造剣や鞭と言った武器、纏め買いしながら私が言った事を実行した二人は驚愕した。

カードを見るとブラックカードだからか、改めて一誠君の資産がどれだけ凄いのか理解したみたい。支払が終わると、一つは人間界本家でもう一つは姫島家に宅急便で送るらしい。

「ほらよ。ゼノヴィアはハンバーガーにアーシアは紅茶な。イリナも紅茶だっけ?」

「ありがとうございます、一誠さん」

「それにしても見慣れない土地にだと疲れるな。一誠の大人買いもそうだが」

「今回もだけど結構買ったけど、ソーナ達の土産はどうする〜?」

買い物が一段落したので、俺達は公園のベンチで休む事にした。何だか二人共疲れ切っていて、まあ初めての体験なのかもしれんがイリナのフォローもあってかスムーズに進む。ネットでも買う事は可能だが、特典無しが多いから現地調達ばかり。ポイント目的でもあるし、店側にはお得意様だから何時も余裕でな。俺が買ってきたハンバーガーを豪快に食いながら、首をコキコキと鳴らす。

「ソーナ達の土産も良いが、ここは二人にとって見慣れない土地であり俺らが居ない状況だと知らない場所を歩き回る事になる。表から離れると分からんさ」

「そうだね〜見知らぬ所での行動は体に堪えるし、任務として知らない土地で行動に慣れてるの私とゼノヴィアだけだもん。ここは複雑な部分も多くて、裏道となれば地元の人間しか知らないからね」

表は観光客向けで裏は地元の人間かアキバを知り尽くした人間のみ。そろそろ休憩も終えた所だし、トイレ休憩も兼ねてここに来たから。アキバが聖地と呼ばれるのは、技術が発展したかもな。

「さてと。そろそろ休憩も終わったのならば、次の買い物に行くけど大丈夫か?」

「ええ!」

「はい!」

「うん!」

三人共気合入れ直したのか、良い返事だったので先に行こうと三人から離れると変な奴らに絡まれた様子。三人組のナンパ野郎が近付く事で、イリナ達には何もするなと伝えてある。ここに来る前に約束としてな。髪を染めたりピアスしてたりと、アキバでは余り見ない派手な服装だが場所間違えてるんじゃねえだろうかと思ってしまう。あんな格好してる輩は、渋谷か原宿辺りだと認識している。

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