陽だまりのダークナイト
教会トリオと買い物
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軍関連だと聞かれる訳にはいかないのよ」
買った物を宅急便で送ってもらうが、これに関して普通では無いサービスとなっている。俺が予約と今欲しい物をリスト化し、店側にはバーコードをレジに入力すれば買えるからな。長いレシートを数枚あって特典も忘れずに。
ここには用無しとなったから下へ降りるが、何時もこんなに買う事は余り無い。今回だけ被っただけだ。各グッズを端末で見ながら在庫がある限り、店員に指示をしてイリナも何か頼まれていると買うリストをこちらに見せてくる。
「一誠さんは何時もこんなに大量売買するんですか?」
「今回だけな。本来だと端末でリスト化された物だけを買うが、今日は部下の代わりに買う物も多い」
「一誠君、これって確か白音ちゃんに頼まれた品だった気がする」
「端末には・・・・あったあった。これも一つ頼む」
アニメグッズやタペストリーとかもだが、各階での買い物は特にラノベや漫画が多い。白音が欲しいと言った品物は、最近お気に入りアニメの「ネオねこねこパラダイス」と言うらしい。白音は学年で言うと一つ下で、アーシア達にとって人生の先輩だから小猫ちゃんと呼ばれている。俺ら黒神側に小猫の姉が居る事で、自動的に白音と呼んでいる。アーシア達が珍しくテンション上がってたんで様子見てた。
「あ、これ『エデンの緑龍』です!私の好きな少女コミックで、空中都市で食いしん坊なドラゴンさんが色々な事件を解決していくんですよ」
「うーん。私の好きな作品はないな」
「何が無いのかしら?」
「私は『生徒会の一撃』と言う漫画が好きでね。全校生徒の投票によって選ばれた屈強な五人の戦士が、狭い生徒会室でナンバーワンを決めるまで戦い続ける作品。丁度今、副会長が書記の毒手を喰らって戦死してな、新しい副会長となる漢が出てきそうで良い所なのさ。もしかしたら、会長が巨躯を利用した新技を作り出すかもしれない」
「それならこの階ではなく別の階に売ってるわよ。一誠君もまだ買い物中だから案内するわ」
一誠君は猫の人形を持っていて、今注文してるみたいだから私はゼノヴィア達を連れて行く。何かあれば念話で呼べるし、少年漫画と少女漫画は分かれてると知ったゼノヴィアは勢いに乗って下へ降りていく。
纏め買いして最新刊があったので、ついでに買ってあげてイリナも領収書についてはアレだけで通るから便利だ。次はと思ったらスマホが鳴った事で、外に出てからしばらく話し合っていた。切るとまた鳴ったので今度は誰だ?と思いながら出る。
「こちら兵藤だが」
『こちら朱乃ですが、どこにおりますか?』
「今アキバに居るが・・・・なるほど、朱乃と朱璃のコスプレか?」
『はいですわ。切った後に買う品物をメールで送りますので』
「了解。今桜花達から
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