陽だまりのダークナイト
教会トリオと買い物
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なりやられてどうする!」
「今は休ませておけ。初めての人の多さに圧倒されたのだから」
確かにまだ一店舗しか行ってないが、コイツらにとってカルチャーショックを受けたからな。人の多さもだが最新家電についても知ってるイリナは、余裕で喫茶店メニューを頼んでいた。ゼノヴィアとアーシアは気が動転してるが、やはり慣れが必要みたいだからその内慣れてくれるはず。休憩終わりに興味がありそうな家電を見せていた。とあるコーナーで見学してるとゼノヴィアが俺達に向けて叫ぶ。
「見ろ、一誠、アーシア、イリナ!」
「何ゼノヴィア?」
俺とイリナはオーディオコーナーに居たが、ゼノヴィアに呼ばれた事で行ってみた。が、俺とイリナには何の変哲も無いパンを作れる家電。ま、この二人にとって初めて見るもんだろうし、ゼノヴィアは全身震わせて小型化された箱を見ていた。駆け寄ってみたら、アーシアさんも未知な箱を見たような感じ。
「こ、これを見ろ・・・・この小さな機械の箱一つで・・・・パンが作れるらしい!」
「あーこれも前より小さくなったわね。確か一誠君のとこにもあったけ?」
「確かにそうだが、俺の家だと最初から作る窯があるが一般人にとっては買って自分の家オリジナルで作れるもんな」
ゼノヴィアの言葉により俺とイリナは普通に答えるが、アーシアは言葉を失い俄かに信じられないと言った感じである。一般家庭だと簡単に作れるからか、買う家族がいるけどウチには専用のオーブンや窯がある。機械の説明が書かれたパネルを見る限り、本当にそれだけでパンを作れる事に絶句してた。
「そ、そんな・・・・窯も使わずにこれ一つでパンが作れる何て・・・・パン屋さんが失業してしまいます」
「二人共、何か勘違いしてるけどそれは家庭で出来るホームベーカリよ。パン屋さんでも美味しいけど、自分オリジナルパンを作れて楽しかったわ。ソーナ達とお菓子作りが良い例えかしら」
「ホームベーカリー!日本の食に拘る姿はここまで・・・・!」
「ざ、材料を入れるだけで生成するそうですよ!」
「これでどれだけの迷える子羊が救われると言うんだ・・・・こ、これが最先端を行く日本の技術力か・・・・ッ!錬金術師の技術を遥かに超越しているではないか!」
俺らの話を聞いてない様子で、二人共その場で手を合わせて祈ろうとしたからイリナに注意を受けた。周りから見ると変人か教会関係者だと思わせたくないし、このお店は新たな家電を買う時に来る常連客なので目立つ。ゼノヴィアがホームベーカリーを手に取る。
「これ、欲しいな。値段は・・・・ぬぅ」
目を爛々と輝かせるゼノヴィアだったが、値段を見て唸った。三万円近いが、俺には十分買える値段だな。二人にとって高級品のような感じだし、基本女子高生で買うにはバイト
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