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ジョジョの奇妙な冒険外伝〜黄金の意志を伝えるもの
反旗をあげ燃えゆヴェネチア
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物を着た黒髪の男性。名を村雲紫龍。村雲流と呼ばれる独自の戦闘術をもつ日本では忍びと呼ばれる人物でありジョレーノのボディーガードを務めている人物である。
彼らに共通していることは誰も話そうとしないこと、彼ら彼女らはなぜ今日呼ばれたのかを察し、その行為の恐ろしさと歓喜に震えていたからである。
ジョレーノのが、再び口を開ける
「お前達に遠まわしにグダグダというつもりは無い。単刀直入に大胆に言おう。
俺は本日今をもってパッショーネをつぶす。いや父ジョルノ・ジョバーナの意思を継いで奪われたパッショーネを取り戻すと」
その声には覚悟と怒りがおびていた。
それは数年前のこと、父ジョルノ・ジョバーナが部下の反旗、そして凶弾によりこの世を去った。
その反旗の中心人物こそ現パッショーネのボスロシータ・エッゾ。
父を失ったジョレーノは行方をくらまし名をジョレーノ・ジョバーナから祖先のジョースターの名をかりてジョレーノ・ジョースターと名乗りパッショーネへと戻り幹部まで登りつめた
全ては父のパッショーネを取り戻すために、ロシータ・エッゾを倒す為に。
「俺は今からイタリア中のギャングやマフィアにこの命を狙われるだろう。それはお前達も同じだ。自分の身が大事なもの、俺の意思についていけないものはなにもいわなくていい。この部屋を出て言ってくれ。
俺の名に誓って出ていったものに危害を加えない。俺はそんなに野蛮で卑劣なことは認めん。
あとはお前達で決めてくれ」
ジョレーノはそう言うと後ろを振り向きヴェネチアの街を見つめた。
「愚問ですわねボス」
そういって紅茶をおきリシェーネは立ち上がった。
「この面子でいなくなるものなんていないでしょうに。貴方の息がかかった唯一の部下である私たちに。」
リシェーネは呆れながらそう言った。
するとジョレーノは振り返りいたずらっ子のような顔で
「ばれた?」
と無邪気にわらいながら言った。
ヴェネチア支部の幹部は彼らの他にもいるが彼らは現パッショーネの息がかかった者達である。
「それにボスこそパッショーネのボスに相応しいと小生おもうであります!」
席を立ち敬礼しながらロシェは言う
「まぁそれでこそ我らがボスというもの。仕えがいがありますよ」
メガネをかけなおしながら満足そうにリチャードは笑う。
ニーナは黙々と本を読み彼女に抱きついてたウィンターが抱きつくのをやめると
「面白くなってきたジャーン。さてそれじゃぁそろそろやっちゃおうか」
そういって扉の方に目を向ける
「そうだな。後ろの背からビンビンに殺気だってるぜ?こりゃ相当の人数いるぜ?生きてビルから出るのは大変そうだな」
まったく大変そうじゃなくノーチは言う。
「それじゃあ皆。丁寧に丁重に歓迎してあげようか?」
彼らにはもう一つ共通点がある。
それは
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