19話「ロリのために労働しているが、俺はロリコンではない@〜金バッジと銅バッジの壁〜」
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るって事も知らないって事にしてください!俺達はここで戦闘しなかったし、いきなり小さい銀髪ロリ娘に暴力を振るわれたとか、そんな事実はなかったという事にします!先程は殴ってすいませんでしたぁー!いや、殴ったという事実そのものを無かった事にしてくださいっー!」
「いや〜賢いね。君は長生きするよ。あと彼の実力は僕が保障しよう……やぁ、久しぶりだねトモヤ君。2、3年ぶりかな?」
ドナルド先輩は、駄目な大人っぽい独特の雰囲気を持つ男だ。人生にやさぐれて面倒臭がっているが魔道に関してはかなり良い知識を持っている尊敬できる人なのである。俺は懐かしい気持ちとともに先輩に返事した。
「先輩、久しぶりです……って言いたいんですが……その口っぷりだと……乱闘騒ぎになる前から会話を聞いてましたね?」
「まぁね、あと、殴られたようだけど、ここの皆は連続爆破テロ騒ぎのせいで神経質になっているんだ。
今日も大きなタワーマンションで騒ぎになったらしいし、最近は物騒な感じにゴダゴダしすぎだね、うん。
どうか仏みたいに広い心で許してやってくれないかな?日本人は仏教徒だったけ?まぁ、どうでもいいや」
「あの!あなたはひょっとして!?」唐突に白真珠が話しかけた。
「やぁ高貴な黒いドレスが似合う可愛いお嬢さん。僕の事を知っているのかな?」
「有名なハンバーガーショップを経営してたりしますか!?」
「いやいや、僕の本名はロナルド・マクドナルドだからね?アメリカじゃ一般的な苗字だよ?
みんな、省略してドナルドって僕の事を呼んでいるのさ。僕としてはマクドナルドよりモスバーガーの方が好きなんだけどね。金がかかっている分、材料が良いしさ」
「……そうですか……残念です……スーパーデラックス月見バーガーを季節を無視して奢ってくれるかなぁと思ったのに……特大ハンバーガーとか、ポテトの山盛りとか食べたかったなぁ……栄養が偏っちゃいますけど」
残絵そうに白真珠がしょんぼりした。俺はロリコンではないが、素直で可愛い娘が相手なら、頭を撫で撫でしてやりたくなる紳士なのである。
できれば、白真珠にはずっと笑顔で居てもらいたいものだ。その素敵な笑顔を守りたい、うむ。
そうやって白真珠の頭を撫でていると、ドナルド先輩が口を、俺の耳に近づけて低い声で
「トモヤ君〜女の趣味が変わったね〜?オッパイはボインボインだけど、少々、幼くないかい?
いや、別に僕は咎めている訳じゃないよ。女の趣味なんてどうでもいいしね。特にこの悪徳都市だと小さな男の娘じゃないとダメだ!っていう変態がゴロゴロいる訳だし。
諺でもあるだろ?『ロリの上にも三年』ってさ」
「本当にあるのか!?その諺!?」
「ちなみに意味は……ロリの範疇から3年くらいなら良い食べごろって意味だよ。
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