19話「ロリのために労働しているが、俺はロリコンではない@〜金バッジと銅バッジの壁〜」
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合いもあり得るのだから。
……うむむ、俺のポケットマネーで大量の冒険者を雇った方が良い気がしてきたが、その中に一人でも暗殺者が紛れ込んでいたら大変だし、そもそも俺とブラドさんは面識がないから、この手は無理だな。
「よぉーし!お祖父様と会って……今日から毎日のように甘えて、今まで貰えなかったお年玉とか、クリスマスプレゼントとか、お小遣い貰って遊園地に行きたいなぁ……」
「いや、この時期に孫娘だとばらしても……バグダインの刺客だと勘違いされる可能性が高いぞ?」
「胸のペンダンドにお母様とお祖母様を写した写真が入ってますから、それが証拠になりませんか?」
「悪徳都市には、証拠品を偽造する連中がウヨウヨいるからな……信用されるのは大変だぞ。まぁ、胸の育ち具合が証拠になるかもしれんが、胸で孫娘かどうか確かめる爺さんは居ないだろう……さすがに」
「僕の顔を見てください、お母様そっくりです!」
「うむむ……真紅色の目が特徴的でキュートだな。でも写真に写っていた母親とお婆さんはどっちも海のような青い眼だったぞ……似ているといえば……綺麗な銀髪と、あと、そうだな、胸の部分がよく似ていると思うぞ。母親の血を引いてるなとブラドさんが理解してくれる可能性は少しはあるかもな、うん」
「じゃ、行きましょう!お祖父様を守って金持ちセレブライフです!」
そう言って、白真珠は真っ白すぎる選挙事務所へと、感動の出会いを目指して歩きはじめた――
「おいっ!何の用だ!止まれ!」
「何のようだ!両手を上げろ!不審な行動をしたらすぐに射殺する!」
「捕まえて拷問にかけるか?」
そんで、すぐ様、金バッジ冒険者達が銃器や魔力武器を突きつけてきた。近接戦闘になったら白真珠の方が強いと思うから、とっても心強いぞ。
間合いに入り込まれている時点で、金バッジどもの敗北は決定済みだ……いや、武力で金バッジを制圧したら大騒ぎになるし、下策だった。だから俺は素直に答える事にする。人間、誠意の心って奴が大事なのだ。
「……俺たちはブラド氏の護衛をしたい。そう思ってここに来た冒険者だ」
「銅バッジの分際でか?身の程を弁えろ!」
「このウンカス野郎っ!カスの銅バッジどもがそんな理由で来るか!」
俺の顔が殴られた。高位の冒険者のパンチは魔力障壁を突き破り、かなり威力が減衰したパンチを浴びせてきたのだ。やばい。やばいぞ。金バッジどもの命がやばい。
白真珠が激怒して暴れたら、金バッジの身体なんて紙くず同然だ。
「お師様!?大丈夫ですか!?……アナタ達っ!なんでこんな事をするんですか!?」
「銅バッジは銅バッジらしく、ゴブリンでも狩ってろ!」
「家に帰って、ロリ娘のおっぱいでも吸ってろ!銅バッジがっ!」
「早く立ち去れ!さもない
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