暁 〜小説投稿サイト〜
吸血姫はアホ可愛い!・ω・`)
17話「ロリに100億円を貢いだが、俺はロリコンではないB〜これが金バッジ冒険者の実力だ〜」
[1/4]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
(ネタバレver)
http://suliruku.blogspot.jp/2017/01/1700.html

魔氷剣に慣れさせるために、俺は白真珠をマンションの2階にある訓練施設へと連れて行き、一通りの使い方を覚えさせた。魔法の氷を生産し、妨害行為や攻撃に使えるだけのシンプルな武器だが、吸血姫の身体能力を活かせば、それなりに活躍できる……俺はそう思えた。敵の数が多い時は障害物代わりになるだろうし。
ついでに購入した黒いドレスは空気の抵抗を受けないから、白真珠は前よりも気軽に走れて、機動力が上がり、まるでダチョウさんのごとく、いや新幹線みたいな速度で走っていて、白真珠の足はロリ娘らしい小さな手足なのに機能美にも満ちていて不思議である。
しかし、まぁ、なんだ。新しい問題が発生した。子供に新しい玩具をプレゼントするに等しい行為だから――

「……魔氷剣……使いたいなぁ。手頃な悪党いないかなぁ……凍らせたいなぁ……」

マンションの外に出た途端、白真珠がこんな物騒な発言をしたのだ。街中で大量の魔力を消費する行為はやばい。やばすぎる。
ハイテク機械は魔力との相性が悪すぎて、電子回路辺りがぶっ壊れやすいのだ。白真珠が遊び半分で大きな氷の塊でも作ってみろ。付近の交通インフラは麻痺、魔力対策をしていない安い機械が次々と壊れまくって、とんでもない賠償金が発生してしまうのだ。おお、恐ろしい。賠償金を支払える経済能力があるだけに、本当に恐ろしい事になるぞ。
悪徳都市の弁護士ども相手に、口と口による激戦を繰り広げる展開は嫌すぎる……。

「白真珠……我慢しろ。練習室ならともかく、街中で派手に使うと警察を呼ばれて面倒――」

しかし、俺の心配を余所に――面倒なトラブルは向こうからやってきた。

「兄貴ー!あいつだぁー!あいつがいきなり俺を攻撃してきた鬼畜ロリコンなんだ!銀髪ロリ娘を手篭めにしようとしている糞野郎なんだよぉぉぉー!」

声の先には、先ほどの三流悪役にしか見えない不良少年がいる。その隣に、金ピカの飾りをジャラジャラ付けたオッサンが立っていた。スーツもゴールド色。時計もブランド物の黄金カラー。指にはダイヤの指輪がジャラジャラ……金の使い方を分かっていない成金のようなオッサンが居たのである。

「ロリコンはいかんぞ!ロリコンは駄目だぞ!でも、ロリ娘って最高だな!ロリロリ通り最高!よぉ!我が同志よ!」

……しかも、ロリコンという属性付きの残念なオッサンだ。これからロリコン成金と呼んであげよう。
ロリロリ通りと言えば、悪徳都市の西側にある有名な場所だ。合法ロリ娘達が大量にいて、性的なサービスを提供し、都市中のロリコンどもを満足させるというエッチィ所なのである。
まぁ、中には本当に幼い少女達を取り扱っている店もあるらしいし、ひ
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ