16話「ロリに100億円を貢いだが、俺はロリコンではないA〜ロリに真珠〜」
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けた。
「……白真珠、どうしたんだ?」
「あの……お師様?さすがに高い金額だから駄目ですよね……5億円もあったら豪邸を建設できますし……」
「買ってやるぞ、俺の財布を舐めるな……いや財布に5億円も入らんが電子マネー払いなら買えるぞ」
「こ、これを買ってくれるんですか!?5億円ですよ!?」
「うむ、利子は月に5%な」
「え?借金なんですか!?ロリに小判な状態だと思ったのに酷い!?」
「生存率が上がるんだから買っておけ。死んだり怪我しない方が一番大事だぞ」
「……僕、返せる自信ないですよ?ゴブリンを5万匹くらい狩らないと駄目ですし……というか、美味しくてドロップするゴールドアップル食べちゃいますし……」
「大丈夫だ、冒険者の仕事は儲かる。特に利権が集中するここら辺には、世界中の膨大な金が流れ込んでいるんだぞ?
この悪徳都市で有名な諺にも『ダンジョンには財宝と女が埋まっている』ってセリフがあるくらい、べらぼうに儲かるんだ……その分、リスクも高いがな」
「ダンジョン学園のクエスト部が閉鎖中なんですけど稼げるんですか?」
「魔物を倒すと、食の神がプレゼントしてくれる食べ物とかあるだろう?あれを業者に売ればそこそこ儲かるぞ」
「さすがお師様です!僕に希望を与えてくれるなんて……そう、これは噂に聞く預言者っぽい行動です!確か名前はイエス・ロリータでしたっけ?」
「イエス・キリストがロリコン扱いになっている!?」
「僕の脳内ソースでは、『あなた方の中で、ロリを汚したことのない者が最初の石を投げなさい』って言っていた人物だったと思います。きっと優しい人だったんですね」
「教皇庁とかキリスト世界の人が激怒するから、そのネタはやめるんだ!」
大変だ。この小さくて素直な娘が変な常識に染まっていたら大変だ。明らかに……俺が周りからロリコンだと勘違いされてしまいそうだ。ネココさんが俺を見る視線が――いやサングラスをしているから分からないが、好青年を見る視線から犯罪者を見る視線に変わってしまっているように思える。
「トモヤさんー武器もちょうど良いのがあるんだよーわかるんだねー。この小さいナイフは持ち運び便利で良いんだよー」
そう言ってネココさんがショウケースの一つから出したのは……手のひらに収まりそうな小さな水色のナイフだった……それを手にとった白真珠は不思議そうな顔をしている。
「これは……ちっちゃい?ロリに金棒ならぬ、ロリにナイフ?」
「魔力を通せばわかるんだよー。魔力武器は魔力を使わないと意味がないんだねー。日本製のRPGに『武器は装備しないと意味がないですぞ!』っていう有名なセリフがあるけど、それと似たようなものだよーわかるねー?」
「あ、氷の剣になった
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