14話「ロリと裸の付き合いをしたが、俺はロリコンではない終〜ロリと保健体育〜」
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事じゃ……?」
「白真珠のお爺さんの護衛依頼があっても……クエスト部が吹き飛んだら受けられない……。
どこかの偉い組織や、大人の冒険者が保証してくれない限り……俺達が仕事を受けるのは無理なんだ……。依頼人と交渉するにはテクニックが必要で、熟練した営業マンは簡単には育たない。
テロがあった直後だと、代わりの人材を確保するのも至難だろう。治安が悪い場所で仕事をしたがるバカは少ないんだ……」
「ど、どうしましょう!?」
白真珠が俺に抱きついてきた。大きくて柔らかいマシュマロのような胸が……ポニョポニョンっと当たって嬉しかったが……白い両手が俺の首を掴み、ゴリラを瞬殺できる怪力で締め上げてくる。
吸血姫の恐ろしいパワーで、首の骨が魂ごと折れそうだ。この銀髪ロリ娘を嫁にする男は死ぬまで尻にしかれ続ける運命を背負う事であろう――
「く、クビがっ……!し、死ぬっ……!」
「あ、お師様がお魚さんみたいに泡吹いてる……?す、すいません!」
俺が死にそうなセリフを吐いた事で、白真珠は力を緩めて、首から手を離してくれた。
足りない酸素を補うために、俺は深く激しく呼吸し、脳みそに栄養を送る。
うむむ……こんなに小さな娘に近接戦闘で勝てないのは、かなり悔しい……男としてのプライドがズタズタッに引き裂かれそうだ。
「ぜぇはぁ……ぜぇはぁ……」
「お師様、えと、すいません。とりあえず……これから、どうすればいいんでしょう?」
「こ、こうなったら……ブラドさんの家に訪れて、そこに俺の知り合いがいる事を祈るしかないな……。
確か行政組織が集中する都市の中央に、選挙事務所があるはずだ」
「もしも、知り合いが居なかったら!?」
「……諦めろ。今の白真珠じゃ評価されずに門前払いだ」
「ぼ、僕ってそんなに役立たずですか……?」
「いいか?俺たちの冒険者バッジの色っ!を思い出してみろ?」
「確か昨日……銅色になりましたよね……」
「銅バッジは本来なら仕事を通じて一千万円ほど稼いで、迷宮管理機構に納めないと得る事ができないランクだ。
あの時は、俺達が一番最初に入学式の会場に戻ってきた事をチーズ校長が評価してくれて、黒バッジから銅バッジへとクラスチェンジした訳だが……要人護衛の依頼は本来は金バッジじゃないと受けられない。つまり、10億円相当の金額を納めないと駄目なんだ」
……いや、俺の場合はペナルティーを科されているから、100億円は必要だろう
俺の総資産は一兆円以上あるが、話がややこしくなるし、今は言わないでおこう。
あと、白真珠の足りてない所を説明してやらんと駄目だな。
「それに白真珠は高い魔力を活かしていない。今のままだと遠距離攻撃戦になった時に蜂の巣になるぞ?
近接攻撃が役に立
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