12話「ロリと裸の付き合いをしたが、俺はロリコンではないA〜ロリの身体〜」
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悪徳都市では輸血パックが食材として流通している地域もあるそうだから、結構な数が生息していると聞くが――
「僕の正体……ばれちゃいました……」
「ほ、本当に吸血鬼なのか……?」
人を食べる化け物。
ならやばい、近接戦闘では勝ち目がない。強力な魔法を詠唱する時間がない。
肌は柔らかそうに見えても、高い魔力で強化すれば銃弾すら容易く防ぐ装甲となるはずだ。
しかも、今の俺は裸だ。高価な装備の数々で魔力を補っているから、今の俺はどんな魔法を使っても威力が低くなっているはず。
「……僕の秘密を知られたからには……」
や、やばい、白真珠が正義娘っぽい演技をしていたから油断していた!こ、殺される!
「トマトジュースを毎日奢ってもらいます!それも高級品っ!」
小さな白い指をズビシッ!と俺に向けて宣言してきた。
「それでいいのかー!?白真珠ー!?
吸血鬼だと知られたら、生活に支障が出るだろ!?」
「僕、中途半端な吸血鬼だから、トマトジュースさえ飲んでおけば、大抵、何とかなります。
でも、この世界のトマトジュースって高いんですよね……。
自販機のトマトジュースが5万円くらいして謎でしたし……安いのないのかなぁ……」
「……わかった、事情を聴こう。話してくれるよな?」
「ええ、話しますよ。話さないと……この部屋に泊めてもらえませんよね……。
憎まれロリ娘、世に憚るっていう諺があるそうですし」
「いや、そんな諺ははい。
憎まれる奴ほど出世するという意味の奴ならあるが、それはない」
「僕も意味がわかりません」
「なんとなく使っただけか!?」
「それでは話しましょう!
……風呂でゆっくりしながら!」
そう言って、白真珠は大きなオッパイを反らして覚悟を決めた顔で言った……と思う。
柔らかそうな胸が魅惑的にぽゆん、ぽゆん、たゆん、たゆん、ぽよよーんと動きすぎて、顔を見る暇がなかった。
しかし、今の発言は許せない。絶対に許せないのだ。小さくて可愛くて素直で良い娘なのだろうが――彼女は大罪を犯そうとしている。
「その前に体を洗おうな!」
その小さい身体を隅々まで洗って、白濁なシャンプーで泡だらけにして徹底的にグチョグチョにしてやるぞ!!
浴槽は綺麗な身体で入らないと駄目なのだ!
この風呂文化を守れないものは、日本人をやめる事に等しい!一切の抵抗は許さん!
風呂の礼儀を教えてやる!
「お、お師様……あの、目がこわいですよ……?」
俺はロリコンではない。怯える小さな女の子の身体をゴシゴシと優しく洗ってあげようとする紳士なのだ。
……うむむ、肌をたくさん揉んだが、白くてスベスベで健康的な美肌だったとだけ、この日記に記しておこう。
ーーー
出典:ロ
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