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とある科学の傀儡師(エクスマキナ)
第70話 水着
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見えの引くぐらいの水着だった。

だが、永遠の0に近い絶壁に布が覆われただけなのでどこか残念だ。
「し、白井さん!?」
「これぐらいしないとあの唐変木は気にしませんのよ。しかも1着しか無い事も把握済みですわ」
勝ち誇った顔の白井の大胆な水着に打ちのめされたのか湾内は顔色を悪くして膝から崩れ落ちる。
身体を震わせると意を決して立ち上がると自分の白い水着の背部にある結び目を解き始めた。
「わ、湾内さーん!!」
慌て御坂が止めに入るが涙を流しながら湾内が水着を脱ぎ出そうとする。
「離してくださいですのー!アレに勝てるのは裸しかありませんわー!」
「ダメダメー!本当にヤバイから!色んな意味で終わるから」

作者)本当にやめてください!
運営に消されるぅぅー
一応、全年齢対象の健全な作品

「は、裸になるだなんて......水着モデルを舐めているんですの?本末顛倒ですわよ!!」
婚后が真っ赤な水着を着ている状態で湾内を正座させて説教していた。(何故か白井も正座)
「はい、申し訳ありませんわ。わたくしが間違っていましたわ」
「何故私まで」
「貴女に原因がありますわよー!」
蛇のような形相で睨む婚后に白井が冷や汗を流して猛省している程を装う。

「うーむ、教育上良くないのが揃っているな」
普通のビキニ姿の木山が着替えて出て隈だらけの眼で凝らしていた。
やはりそれなりにスタイルに落ち着いた雰囲気に大人の女性の妖艶さが伺える。
「?」
「木山先生もライバルですね」
「ライバル?私がか」
木山は伏目のままに自分を指差して思案投げ首をした。

「つまらない水着に身を落とすなんて愚かね」
カーテンを開けて颯爽と出てきたのは水玉のマーブル模様のフリフリが付いたセパレートタイプの水着を着用してきた。
「!!?」
「テレスティーナさん......可愛いで」
御坂が自分の叶えられなかった可愛らしい水着を羨ましそうに見ながら、賞賛しようとするが。

「うわ......その歳でそれはキツイわね」
「超ないです」
「無理しているような」
「みたいだぞテレスティーナ」

意外にファンシー趣味を持っていたテレスティーナだったが選んだ水着のあまりの評判の悪さにズレたメガネを掛け直しながらテレスティーナは反論し始めた。

「はぁー!?年齢は関係なくない!可愛い物は何歳になっても可愛いのよ!」
「そうだそうだ!何で周りの目で諦めなくちゃいけないんだぁ!」
そこへ何故かテレスティーナの少し後ろで顔を真っ赤にしながら主張し始めるスクール水着姿の御坂。
「何故にお姉様までも!!?」

******

それぞれが水着に着替え終わると初春が壁の向こう側を見ながら......
「そういえばサソリさんってもう着替え終
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