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この凄まじいセカイに祝福を?(カズマがサッキュバスにヤられたり、触手の化け物や両性具有の天使にガチ堀されて出産する話)
29本土決戦兵器
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瞬間鬼のような顔になり、どっかのイデオンのドバ総司令みたいに「娘を異星人に寝取られた、この悔しみが分かるものかよっ!」みたいなトミノ台詞で悔しさの最上級の新語を作れるぐらい、悔しそうな顔で睨まれた。
 娘の処女喪失から婚約発表、公式の場でのシャツ一での徘徊、何か月に送信したのも全部お前のせいだ、と言う怖い顔で睨まれ続けた。
「父上までピーちゃんのような顔をする。この方こそ、妾の呪いを解いてくれた本当の人間なのだぞ? サッキュバス王で小さな城一つだけではない、この世界全体のサッキュバスの王だ、無礼ではないか?」
「ああ、そうだったな、それは失礼した」
 カズマから目を逸らし、奥歯を噛み締めて口の端から血を流して答えた魔族幹部。
(夜に暗殺される、野良ドラゴンが不始末を仕出かしたと装って、窓から突入されて必ず殺される)
 魔族少女が対応する暇もなく噛み殺されるぐらい咥えられて誘拐され、落下させられて地面に激突、ピーちゃんに爆裂され、父親に雷撃を受けて消し炭、もしかすると呪いを解く「鍵」の部分だけ障壁に守られて、カズマきゅん本体は破壊の限りを尽くされるのだは無いかと、父親の表情から理解させられた。
「一報は聞いたが、詳しく聞かせて貰おう」
 魔族少女は、父に包み隠さず話し、サッキュバスの伝承に歌われた救世主と、魔族全ての呪いを解ける本当の人間が同一人部であったこと、護衛兵士に試させると本当に呪いが解けて角も落ち、穢されたサッキュバスまでカズマの鍵で呪いが解け、「自分も呪いを解いて貰い」サッキュバスの呪いはカズマの精子を希釈した物でも解呪可能で、これからも採取と魔族領サッキュバス城に送られるのを伝えた。
「ふむ、お前の腹から音が鳴り、(バキッ)月に信号を送ったのだな、その時の内容は?」
 途中、父親が奥歯を噛み割ったような音が聞こえたが、あえて聞かなかったことにする。
「ああ、その時私は信号に命令され、意識を失っていたので分からん、カズマ殿、覚えているか?」
「ええ、凍えない程度の格好で表に出て、月に向かって手を広げて送信。それから…… 俺を保護して、お腹の子供ができたら保護して、暴飲暴食しないで、無理はしないで「救援部隊」を待て、って言ってました」
 サッキュバス族長や部屋の外で控えている親衛隊など、聞いたものは多かったが、意味がわからない単語も多かったので、完全版は後日になったが、「お腹の子供」と聞いた父親が、椅子の肘掛けの先端を両方共握り潰し、圧壊させながら自然発火温度に到達したらしく、ブスブスと燃え始めて、血の涙を流しながら震えていた。
「父上、カズマ殿に何かしたら、もう耳掃除してやらんぞ」
「うっ……」
 娘の膝の上で、耳元で話しかけられて蕩けながらカキカキされ、最後に「ふ〜〜〜っ!」としてもらうのが、人生で最高の快感と喜び
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