第一部〜メンフィル・エレボニア戦争〜 外伝〜メンフィル・エレボニア戦争開戦〜
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が貴族連合内に行き届かなかった事が奇襲をあっさりと許してしまった原因の3つであった。
「クッ……とにかく必要最低限の兵達を街の防備に配置し、残りの兵達を全員迎撃に向かわせろ!それと双龍橋とバリアハートにも援軍の要請の兵達を送れ!我が軍には”機甲兵”があるのだから、幾ら相手がメンフィルとは言えど、援軍が到着するまでくらいは持ちこたえられる!」
「イエス・サーッ!」
その後急いで街に駐留している兵達を集めた領邦軍は少数の兵士達を街の防備に配置し、メンフィル帝国軍との戦闘を繰り広げようとしていた!
〜西ケルディック街道〜
「!き、来ました、司令!メンフィル帝国軍です!」
「な、なんて数だ……!」
「何だあの大型魔獣達は!?」
「ま、まさか……”竜”か!?」
「ほ、本当に俺達だけで防げるのか……!?」
進軍してくるメンフィル帝国軍を見た領邦軍は、自分達の倍以上の戦力で進軍してくるメンフィル帝国軍に加えてメンフィル軍の中にいる大型の合成魔獣やゴーレム達を見て狼狽していた。
「―――狼狽えるな!我等は誇り高きクロイツェン領邦軍!それに我等にはあの”蒼の騎士”をベースにした新兵器である”機甲兵”を有している!数の差等大した問題ではない!総員、迎撃開始!」
「イエス・サーッ!」
狼狽えている様子の部下達を鼓舞した司令が迎撃の指示をしたその時
「くふっ♪久しぶりの”遊び”だね♪」
「ふふっ……さっきも打ち合わせた通り、それぞれの攻撃を一斉に放って一番早く殺した人が一番槍だからフライングはなしよ?」
「うふふ、それじゃあ始めましょうか♪」
転移魔術によって領邦軍の頭上にエヴリーヌとセオビット、そして飛竜に騎乗しているレンが現れた!
「!?し、司令!上空に人が……!」
「何っ!?」
そしてエヴリーヌ達に気づいた領邦軍が上空にいるエヴリーヌ達を見上げたその時!
「死んじゃえばぁ!?精密射撃!!」
「暗黒の刃よ、貫け―――突闇剣!!」
「空の聖槍よ、貫きなさい―――イナンナ!!」
「がふっ!?」
「ぐふっ!?」
「ギャアアアアアァァァ――――ッ!?」
上空から襲い掛かって来たセオビットの暗黒の刃、エヴリーヌの矢、レンの魔術によって発生した光の槍がそれぞれ機甲兵に命中すると共に機甲兵の装甲を易々と貫いて操縦者を絶命させた!
「お、おい!?」
「へ、返事をしろ!」
「ま、まさか……生身で機甲兵の装甲を貫いたというのか!?」
仲間達の突然の死に驚いた領邦軍は混乱し
「うふふ、戦場で余所見は厳禁よ♪それっ!」
「キャハハハハッ!うーで、あーし、むー
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