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レインボークラウン
第四百六話

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               第四百六話  赤音の結論
 赤音は姉である葵と話しつつ牛乳を飲んだ後自室に戻った、そうしてジップとハリーに対してこんなことを言った。
「結局バランスよく食べろってことね」
「葵さんはっきりそう言ったし」
「それがいいみたいね」
「そうね、牛乳はそもそも身体にいいし」 
 赤音は姉とのやり取りで出たこの言葉も言った。
「飲み続けていってね」
「他の食べものもね」
「バランスよくね」
「お野菜もお魚もよね」
 赤音は自分の使い魔達にあらためて言った。
「食べないと」
「そうそう、どっちもね」
「ちゃんと食べないとっていうお話になってたし」
「だからね」
「これからも食べていこうね」
「私食べられないのは煮凝りだけれど」
 赤音は自分の嫌いなもののことも話に出した。
「けれどお野菜やお魚自体は」
「特に嫌いなものなし」
「そうだよね」
「うん、別にね」
 こう話すのだった。
「ないから」
「そうだよね、だからね」
「別に困らないし」
「お野菜で好きなのは人参にかぼちゃなのよね」
「甘いもの系だよね」
「ご主人が好きなお野菜って」
「お魚はもう何でも」
 それこそというのだ。
「鰯とか秋刀魚好きだし」
「あと鮪」
「それとカレイも」
 ジップとハリーも挙げていく。
「だから別にね」
「困らないね」
「お肉の脂身も駄目だけれど」
 それでもというのだ。
「別に困らないわね」
「というかご主人はもっと噛んで食べた方がよくない?」
「結構噛まずに食べてるから」
「もっとね、噛んでね」
「そうして食べた方が健康にも成長にもいいかも」
「そうなるの?じゃあこれからは」
 赤音は二匹に言われて述べた。
「もっと噛んで食べるわね」
「そうした方がいいかも」
「少なくとも消化にはいいわよ」
 使い魔達が言うのはそちらだった、そして。
 赤音は実際にもっと噛んで食べることにした、彼女が辿り着いた結論は何故かそちらになった。


第四百六話   完


                               2016・12・26
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